群馬・高崎駅…、観光シーズンの土日は当たり前のようにSLが発着しているんだろうなと思っていたら、時刻表には、「EL○○」、「DL○○」という列車名ばかりが載っていまして、あららっ!?( ゜o゜)と…。
そういえば、どこかで読みかじりましたが、ことしの秋は高崎のSLの運転が一切予定されていなかったようなんです。確か、C61 20が検査入場で不在だった時期もあったようですが、D51 498がいるはず… 。2台そろわないと運転しなくなったのでしょうか?もっとも、コロナが影を落としていて、秋臨を出す頃は先行きが不透明だったという背景があったからかな…。
SLはコストがかかるので、そんな状況下では、あえて予定しなかっただけ…、なのでしょうか?先日は突然、釜石線の「SL銀河」の運行終了(2023年春)が発表されましたが、なんとなく不穏な空気を感じざるを得ないのですよね…(気にしすぎ?)。まぁ、あれは客車である気動車の老朽化が理由とのことですが…。とはいえ、SLを活かしたいのなら、牽くものをなんとか都合するんじゃないかなと思います。
JR西日本では「やまぐち号」の客車・35系を新造という思い切ったことをしましたね。SLの仕組みを学べるコーナーやグリーン車を設けるなど、観光列車らしい面を従来車でのリニューアルでない形で実現しました。
JR東日本は今後どうしてゆくつもりなのだろう?辛うじて、ばんえつの12系や高崎の旧客をいじってはいますが…。牽くものがないという理由で、再び『さよならSL』という事態に至らないよう願いたいものです(‐人‐)。もちろん、SLそのものが古いので、C61もD51もいつかは火を落とす日はくるでしょうけど、ね…。
ところで、上の写真は昨年、高崎のSLが「鬼滅の刃」とコラボしたときのものです。JR九州のハチロクが”リアル無限列車”に扮して博多→熊本を走り、全国的に話題になりましたけど、ひと足早く、10月の劇場版公開前にJR東日本の高崎支社ではコラボを始めていたみたいですね。
対象の「SLぐんまよこかわ」では特別な絵柄のヘッドマークをつけたり、旧客の窓にステッカーを貼ったり…。車内アナウンスもキャラクターの声が使われたみたいです。もうちょい早く鬼滅にはまっていたら、よこかわのほうへ乗っていましたわ…(^^ゞ。私が写真のときに乗ったのは「SLぐんまみなかみ」のほうでして。とはいえ、(よこかわのほうの)指定券は抽選制だったそうで、乗りたくても確保するのは難しかったようです。
「~みなかみ」の乗客には、鬼滅ファンとおぼしき人がいたので、よこかわに乗れなくて流れたのかも。ヘッドマークや車内アナウンスなどみなかみのほうは通常ver.ですが、旧客なら車両はそのままでしたので。各ボックスの窓に鬼滅キャラのステッカーが貼られ、ともに『旅する』ことができたんですよ~。ちなみに私の席は主人公の妹の禰豆子ちゃんでした。ただ、この頃はあまりよく知らなかったから、車内や高崎駅の2、3番ホームに”ちりばめられたキャラたちのイメージを見ても、大半はだれ??という状態でした。
そういえば、沿線の駅などで手を振っているギャラリーのなかには、主人公の羽織のような柄を着ている子もいたなぁ…。いわゆるコスプレ?それまでは見かけたことのない光景でしたねぇ。
★写真…2020.11@高崎駅/SLぐんまみなかみ旧型客車内