36ぷらす3
昨年10月に運行を開始した、ＪＲ九州のＤ＆Ｓ列車「36ぷらす3」は、以下のように、曜日ごとに異なる区間を運行しています。
木曜日(赤の路) 博多→熊本→鹿児島中央
金曜日(黒の路) 鹿児島中央→宮崎
土曜日(緑の路） 宮崎空港・宮崎→大分・別府
日曜日(青の路) 大分・別府→小倉・博多
月曜日(金の路) 博多→長崎、長崎→博多
※青字の部分は乗車記にリンクしています。
ここでひとつ注意点が！！
「赤の路コース」にきっぷで（博多・熊本→鹿児島中央）乗車する場合、九州以外では購入できないということ⚠️
この理由は、肥薩おれんじ鉄道を経由する連絡きっぷを発券できるのが、九州内のみと決められているから。
JR線のみで完結する博多→熊本間なら全国で買えますが、肥薩おれんじ鉄道区間を含む場合は九州内でしか買うことができないのです😥
ただし、これはきっぷとして乗車する座席のみプランの話なので、旅行商品として販売している食事付きプランは全く問題ありません。
実はきっぷで乗るには裏技？があって、JR九州ネット予約で予約すること。
こうすれば、1ヶ月前から予約できて、乗車前に博多駅で発券すればOK😎
これなら全国どこでも予約できますね🙌
赤の路コース
博多駅に「36ぷらす3」が停車していることは、さほど珍しいことではありません。
しかし、在来線で「鹿児島中央」という行先が見られるのは、木曜日のこの列車だけです。
ホームにはJR九州の社員の方が、勢ぞろいしています。
「赤の路」といえば、JR九州のコーポレートカラーも赤ですね🎨
他にもお仕事はたくさんあるでしょうに、いつもお見送りありがとうございます🙇♂️
出発して早速、車掌さんによる検札があり、アテンダントさんから、リーフレットとシールを受け取りました。
先述のようにネット予約をしたのですが、今回は株主優待割引で乗ります。
ネット予約したチケットは、株主優待に変更することができないため、ネット予約を一度取消をして、改めて株主優待で購入しなくてはなりません。
窓口の方にはお手間をおかけしました💦
なお、株主優待で半額になるのはJR九州の区間のみですので、思ったほど安くありません😂
南福岡車両区を眺めるのは何度目でしょうか。
何度眺めても心が躍ります🎵
アテンダントさんは、号車ごとに顔が見える形でご挨拶をしてくださいます☺️
今までは、乗車直後にビュッフェや他の号車の探検に行ったりしていて、このような挨拶が行われているのは知りませんでした。
4度目にして、気が付くこともあるのです😲
車内探検
挨拶が終わると、車内を探検します。
まずは、3号車のビュッフェへ。
カウンターにあるタブレットで、車内体験メニュー「九州のお茶体験」の予約をします。
実際に車内体験が行われるのは、後半の牛ノ浜駅を出た後なのですが、体験できるのは先着14名なので早めの予約が吉なのです。
そして、もうひとつ。
こちらもビュッフェにある記念スタンプコーナー。
スタンプは以前からありましたが、10月の運行1周年を機に、記念乗車証が新しく作られました。これは、嬉しいサービスです。
しかし、この記念乗車証は、コースによってデザインや色が異なるものを用意してくれたようで、こうなると、もう一度イチから乗り直しするしかありません🤣
1周年の少し前には、フォトプロップスも作られました。
1号車、6号車の畳と同じ、熊本県八代産のい草で作られたもので、「36ぷらす3」なので「39(サンキュー)」というわけです。
1号車と3号車の個室と、5～6号車の座席はほぼ満席でしたが、なぜか2号車には誰も乗っていませんでした🤔
今回は、2号車を重点的に探検しました。
落ち着いた雰囲気が好みの2号車の車いすスペース♿️
同じく2号車の3～6人用の個室。
もはやここで横になりたいです😁
ビュッフェを冷やかしたり、車内探検をしているうちに、列車はいつの間にか熊本県へ😲
最初の特別停車駅の玉名(たまな)駅に到着します。
玉名駅
玉名駅では、20分間停車します。
「ようこそ荒尾・玉名(あらたま)地域へ！」の横断幕に出迎えられました。 
有明海ののりや、ミカンなど、ホームでは物産市が開催中。
お手頃価格でしたが、売れ行きはいまひとつ😅
私は、甘夏スカッシュ(100円)で一息ついてみました。
ペットボトル全盛の昨今、缶ジュースっていうだけでレトロな感じがします。
この停車時間を利用して、5～6号車のお客様向けのお食事（日本料理たがみさんのお弁当）の積込が行われています。
出発まではもう少し時間がありますので、駅前に出てみましょう。
その②に続きます👋
