「JR西日本・関西どこでもきっぷ」撮影記・岡山編 特別史跡・旧閑谷学校 | ウォーリーのブログ

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11月27日(土)。時刻は、14時頃、万富駅から歩いて、10分程の所に有る、撮影名所、吉井川橋梁で、寝台特急「瑞風」を撮影した後、万富駅へ戻り、山陽本線、相生行普通列車に乗車して、吉永駅へ移動。駅からバスに乗車して、以前から、訪問したかった、「特別史跡・旧閑谷学校」へ向いました。(今回は、鉄道の写真は有りません)

此処は、岡山県下でも、有名な紅葉の名所です。残念ならが、見頃は、訪問日の2~3日前に終わり、色褪せ始めて居ましたが、一部、残って居ました。

 

旧閑谷学校は、世界最古の庶民の為の公立学校で、江戸時代前期の寛文10年(1670)に、岡山藩主、池田光政によって創建されました。初めて閑谷の地に来観した池田光政は、「山水清閑、宜しく読書講学すべき地」と賞賛、地方のリーダーを養成する学校の設立を決めたのです。

この学校の永続を願う藩主の意を受けた家臣津田永忠は、約30年かけて、元禄14年(1701)に現在とほぼ同様の外観を持つ、堅固で壮麗な学校を完成させました。

 

校門(鶴鳴門)屋根は備前焼きの本瓦葺き、棟に鯱を載せた正門。旧閑谷学校の正門で泮池の石橋と聖廟を結ぶ中間に位置します。

訪問日(11月27日)には、紅葉の見頃が終わり、色づき始めて居ました。校門前に、少し紅葉した木が残っていました。

講堂(国宝)講堂は入母造り、しころ葺きの大屋根と火灯窓が壮重な独特な外観を形作っています。創建当時は、「茅葺き」でしたが、その後改築され、現在の堅牢な「備前瓦」に葺き替えられました。

内部は、十本の欅の丸柱で支えた内室と、その四方を囲む入側とで構成されています。又、拭き漆の床は、生徒たちによって磨かれており、火灯窓から入る光をやわらく反射させています。

聖廟 孔子廟、西御堂とも呼ばれ、最も重要な施設として、中央の一番高い所に配されています。奥の大成殿には孔子像が安置され、毎年10月には儒学の祖、孔子の徳を称える「釈菜(せきさい)」の儀式が行われます。

聖廟の前に植えられた、二本の揩の木は、中国山東省曲阜の孔林から種を持ち帰り苗に育てられた内の2本で、紅葉の季節には美しく色づく揩の木を見る事が出来ます。

残念ながら、訪問日(11月27日)には、既に落葉した後でした。

校厨門と石塀 学校全体を取り囲む765mに及ぶ石塀は、備前焼瓦と並んで、旧閑谷学校に独特の景観を生み出し、300年を経た今も整然たる姿をたたえています。

(説明文は、旧閑谷学校パンフレットより引用)

旧閑谷学校へは、JR山陽本線吉永駅から、備前市営バスで約12分。バスはハイエース(ワゴン車)10人乗りで運賃は200円

 

時刻は17時前、旧閑谷学校の見学を終え、バスで吉永駅へ戻り、岡山駅に戻りました。

岡山駅さんすてで、焼肉ライクで夕食後、岡山駅19:57発、こだま862号(700系Rail Star)で大阪に帰りました。

 

「JR西日本関西どこでもきっぷ」は、2日間有効です。翌日の日曜日(28日)は、「WEST EXPRESS銀河」紀南ルートを、きのくに線、古座川橋梁で撮影しました。

 

明日、12月5日(日)は、午後から梅田に用事が有る為、午前中は、大阪環状線で撮影予定です。月曜日以降は、「JR西日本・関西どこでもきっぷ」撮影記・和歌山編をUPします。