JR四国・アンパンマン列車
土讃線アンパンマン列車
土讃線アンパンマン列車は、2000年に運行を開始した。
JR四国が最初に登場させたアンパンマン列車です。
運行概況(土讃線)
特急「南風」で運用される。行程には3往復の「Aパターン」と2往復の「Bパターン」があり、あかいアンパンマン列車ときいろいアンパンマン列車が隔日で交互に充当されるようになっている。
「土讃線アンパンマン列車(オレンジ)」の土佐くろしお鉄道2130号
2000系時代末期には「あしずり」でも用いられたが、2700系への交代で終了した。
使用車両(土讃線)
2700系気動車2編成8両体制で、「あかいアンパンマン列車」は2803・2751 ・2701・2703、「きいろいアンパンマン列車」は2804・2752・2702・2704で構成される。1号車後位側には「アンパンマンシート」があり、アンパンマン達を模した座席が配置されている。
予讃線アンパンマン列車
予讃線アンパンマン列車は、2001年に運行を開始した。
「8000系アンパンマン列車」と「宇和海アンパンマン列車」で構成される3編成10両体制で、アンパンマン列車では最も車両数が多い。
運行概況(予讃線)
「しおかぜ (列車)」、「いしづち (列車)」、および「宇和海 (列車)」も参照
8000系アンパンマン列車は「しおかぜ」9・10・21・22号、「いしづち」9・10・21・22・101・104号、「モーニングEXP松山」で運転される。このうち「しおかぜ」全列車と「いしづち」101・104号(一部運転日を除く)にはアンパンマンシートの設備がある。
宇和海アンパンマン列車は「宇和海」4・5・10・11・16・17・22・23号で運転される。後述の通り、アンパンマンシートはない。
なお、後述の2000系10両時代は「しおかぜ」「いしづち」「宇和海」のみでの運行だった。また、8000系アンパンマン列車は当初「ミッドナイトEXP松山」でも運行されていたが、同列車が2021年に廃止となったために終了となった。
使用車両(予讃線)
8000系アンパンマン列車はその名の通り8000系電車による運行で、L3編成(5両編成)・S3編成(3両編成)が充当されている。このうちL3編成1号車後位の普通車指定席はアンパンマンシートで、「虹」を取り込んだ座席を装備するほか、デッキや洗面台・トイレにもアンパンマンの装飾がされている。
宇和海アンパンマン列車は2000系気動車による運行で、2117・2152の2両が使用されている。
両列車とも白背景に虹とアンパンマンのキャラクターを配した外観に統一されている。
アンパンマンの世界が楽しめる土讃線の気動車特急
瀬戸大橋線を経由して岡山駅と高知駅を結ぶ特急「南風」の一部列車に使用されるのが、2020年7月に新車両2700系でデビューした「土讃線あかいアンパンマン列車」と「土讃線きいろいアンパンマン列車」です。JR四国の最新鋭特急形気動車2700系は、背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニング機能を採用した普通車の座席(ひじ掛けにはコンセントを設置)や、無料で利用できるWi-Fiサービスの提供、おむつ交換台やベビーキープを備えた車いす対応の多機能トイレの設置など、充実した車内設備と快適な移動が楽しめる車内空間が特徴の車両です。
特急「南風」に使用される2700系車両のうち8両が土讃線アンパンマン列車となり、4両編成(1号車がグリーン車指定席とアンパンマンシートの普通車指定席、2号車は通常の普通車指定席)または3両編成(2号車は半室が通常の普通車指定席に変更)が、赤色と黄色の2タイプの列車となっています。子供たちの夢が広がるアンパンマンの世界を楽しみながら、岡山駅と高知駅を結ぶ列車旅を満喫することができます。
あかいアンパンマン列車
きいろいアンパンマン列車
アンパンマンシート(1号車)
高知駅「アンパンマン列車ひろば」
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