マイクロエース製の智頭急行「スーパーはくと」の中間普通車HOT7030形を改造して、半室グリーン車のHOT7050形タイプを作っていますが、2ヶ月振りにグリーン室内の加工をしました。

 

最初にグリーン室の仕切り壁を作ります。座席パーツのデッキと普通車室内との仕切り壁の寸法を参考に、1mm厚のプラ板で縦7.5mm×横14mmの物を2枚を作ります。

 

座席パーツの仕切り壁には通路扉の表現はありませんが、グリーン車室内の仕切り壁は目立つ位置にあるので、通路扉も表現することにしました。実車の室内写真(智頭急行HP→こちら)を見ると、グリーン車の座席配置が1人掛+2人掛ですので、通路扉も車体中心から少しずれた配置となっているようです。そこで車体中心から1mmずれた位置を中心として、通路扉用に幅4.5mm×高さ6.3mmの切り欠きをしました。

 

通路扉には0.5mm厚のプラ板を使用します。外寸を横4.5mm×縦10mmとして、特徴ある縦長の大きなガラス部分を横3.5mm×縦5mmに繰り抜いています。なお、仕切り壁の切り欠き上部の丸みが残るコーナーは、この後でカッターナイフで直角になるように修正しておきました。

 

通路扉を仕切り壁に嵌め込んで接着します。

 

この時、通路扉を仕切り壁の表面から0.25mm奥まった位置に嵌め込むことで、通路扉は仕切り壁の両面で均一に一段引っ込んだ状態が表現できます。通路扉の長過ぎる裾は固着後に切断するのですが、縦長ガラスの下辺が下り過ぎたようです。

 

縦長の大きなガラスの特徴を残したまま対策するには、仕切り壁の下辺を嵩上すれば改善できそうですが、通路扉が十分に固着するまでは作業が出来ませんので、一旦保留とします。(続く)

 

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