志布志駅の駅舎と鉄道記念公園を訪ねる-日南線の終着へ!

投稿日:2021年12月2日 | 更新日:2023年9月28日

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カープのキャンプ地・油津やライオンズのキャンプ地・南郷が沿線にある日南線は、私が一番好きな鉄道路線といっても過言ではありません。そんな日南線の終着駅、志布志駅が今回の主役です。

今回は志布志駅プラス、周辺の様子もお伝えします。では出発です!

※2021年12月現在の情報をもとに書いております(撮影日は2019年3月)




日南線の終着駅の志布志駅

いつもは駅名標を撮影するのですが、ここに着くまでにクタクタになってたのもあって忘れてしまいました。でもなぜか名所案内は撮ってあるので代わりにそれを。

ビロー島は枇榔島(びろうじま)って書くらしい。日南海岸国定公園にあるんだとか。

ホームは1面のみ。ホームから少し離れたところに側線があります。

お世話になった日南線。銀色の車両より、こういう色遣いの車両の方が好き。

車両止めがあるのが、いかにも終着駅って感じです。

志布志駅の基本情報

所在地:鹿児島県志布志市志布志町志布志2-28-11
開業:1925年(大正14)、3月30日
路線:日南線(JR九州)

志布志市の志布志3連発は有名ですね。もはや鉄板ネタかも。




志布志駅の駅舎と観光案内所

ホームから駅舎の中に向かいましょう。改札はご覧の通りただの通路でした。

窓口はあるものの人はおらず。無人駅のようです。窓口のカウンターには、志布志駅周辺のバス停留所の案内の紙が置いてありました。

窓口の向かい側には待合所。小さなベンチとパンフレットがたくさん置いてありました。

待合所の上には、志布志駅の歴史が書かれてた蒸気機関車の形をしたプレートがありました。

お手洗いの暖簾が「女子」じゃなくて「女志」なのが、志布志駅って感じでいいですね。

出入口には三角コーンが。「上にツバメの巣があるから注意」的なことが書いてある。どれどれ・・・?

あら本当だ!ちょうどヒナにエサを届けに来たところだったのか、躍動感ありまくりのツバメが撮れました。撮影したのは2019年だけど、今年も来たのかなあ。

志布志駅の中には志布志市総合観光案内所もあります。無人駅だけど、人がまったくいないってわけじゃありません。

総合観光案内所では散策している間、手荷物を預かってもらいました。また、レンタサイクルも利用できるようです。とても親切にしていただきました。

そして志布志駅の駅舎外観。ポーチの三角窓が印象的な現在の駅舎は3代目のものだそうです。

引きで見てみると周辺は芝生に囲まれており、入口まで1本道があります。なんかとってもメルヘンな感じ。

通勤ラッシュで人があふれかえる駅だとこんな可愛らしい1本道はできないだろうなぁ。ローカルな駅ならではの魅力です。

ちなみに夜になると、道に沿って設置されてるライトが灯されます。これはこれでメルヘンな感じです。




志布志駅の周辺とレトロな建築物

志布志駅の目の前には県道508号線が通り、道を渡るとショッピングモールのサンポートしぶしアピアがあります。

ディスカウントストアのダイレックスでは食料を調達させてもらいました。あと100円ショップもあって、ネックウォーマーを買ったのを覚えてます。春の青春18きっぷで訪問したけど、3月って思ったより寒いんですよね。。

どーんと大きなショッピングモールだけじゃなく、志布志駅の周りには個人商店も点在。でも中には閉業してるお店もあって、レトロ建築物としての存在感を放ってました。

昔懐かしの建物や看板を見たい人にとって、志布志駅周辺はなかなか面白いスポットかもしれません。




志布志駅から志布志鉄道記念公園へ

ショッピングモールを通り過ぎた所にある、志布志鉄道記念公園にも足をのばしてみました。

志布志鉄道記念公園は、1987年(昭和62)に廃止された志布志線大隅線の歴史を伝えてくれる公園です。

入口には志布志線が志布志から西都城へ、大隅線が国分へ延びていたことを伝える立派な絵がありました。

公園がある場所は機関区(機関車が収容や修理などされる場所)だったそうです。

展示されているC58 112号蒸気機関車。1939年(昭和14)に造られた、全長18.275m、重さ75トンの中距離用の客車を引っ張った機関車なんだそう。

走行距離は地球53周分に相当するのだとか。かなりの働き者ですね。

こちらは気動車のキハ52 130。優しい色合いのツートンカラーがレトロかわいい。詳しい歴史などの紹介がなかった(見つけられなかった?)ので、ぼーっと眺めて公園を出ました。

次回は志布志総合観光案内所でもらった「まちあるきマップ」を参考に大慈寺まで散策した様子をお伝えします(お洋服に毛玉ができちゃってるのはスルーしてください)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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