10年ぶり!? 883系臨時きらめき運行 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

博多~小倉・門司港間を運行する特急「きらめき」。ホームライナーの代替として運行が開始され、一時は特急「有明」の小倉~博多間を吸収する形で日中にも運行が拡大しましたが、その後年々運行本数が減らされ、現在では朝夕のみの運行に戻っています。

博多~小倉間にはこの他日豊本線直通の特急「ソニック」も運行されており、日中は毎時2本の運行が確保されてきました。

 

しかしながらCOVID-19の影響により日中の停車駅が少ない便が臨時化され、実質毎時1本のみの時間帯が拡大しています。

幸いなことに旅客需要はゆるやかに回復しつつあり、2021年12月現在では金土日と年末年始を中心に臨時化された便の運行が行われています。

 

そんな中、平日であっても博多~小倉間の需要が見込まれたためか、年末を除く12月の月~木曜日に臨時化されたソニックのダイヤを利用して全車自由席の臨時「きらめき」が4往復設定されることになりました。

 

日中走るだけでも珍しいのですが、速達ソニックのダイヤを流用したため、停車駅が折尾・黒崎のみとかなり少なくなっているのが見どころです。
 
そして気になるのが使用車両。 
通常きらめきには787系または783系が使用されていますが…
ソニックのダイヤで運行ということは、883系や885系での運行もあり得るのでは…?
もしそうなると、2011年の九州新幹線全線開業時に883系がきらめき運用から撤退して依頼、約10年ぶりの充当になります。
 
ということで、実際のところどうなのか、運行初日の12月1日に見てきました。
 
朝9時前。2番のりばにはすでにきらめき90号の表示があります。
 
「きらめき号の自由席は1~7号車です」
この時点でどの車両が入るのかわかってしまいました(笑)
期待に胸を膨らませます。
 
停車駅が少ない…

 

 

福北ゆたか線で発生した空転の影響でダイヤが乱れており、遅れてきらめき90号がやってきました。 
予想通り883系です!
883系はほとんどソニックにしか使用されないので、別の列車と言われても違和感しかありません。
 
方向幕は「臨時 小倉」。
きらめき幕はないのでしょうか… 
 
ちらほら車内が埋まるくらいの客を乗せ、きらめき90号は博多を発車していきました。
 
今だけの883系きらめき。機会があれば乗ってみたいですね。
 
それでは。  

 

 

★列車データ

9050M 特急きらめき90号 小倉行き 博多(9:01 9:06)②→小倉(9:46)⑦

※2021年12月1日運行分