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待望の橋上駅舎供用開始

4月24日に下り線のみ新6・7番線に切り替えが行われていたブカシ線ブカシ駅ですが、11月21日、上り線も新線切り替えが完了し、新4・5番線発着に移行。これにより、旧地平駅舎は北口・南口ともに閉鎖され、橋上改札口の供用が開始されました。早速観察してきましたので、レポートします。





4月当時の様子はこちらからどうぞ

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堂々の駅舎入り口

当面、北口利用者もこちら側からの乗降を強いられます
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構内図 わかりますかね??

今後、旧1~4番線を撤去し、コンコースも延長されますので、それまでの間、駅舎に上がる階段は南側の1か所のみ。北側利用者は、これまで改札内だった構内通路を経由して、北側に出る必要があります。つまり、一時的ではりますが、従来、改札内だった部分が外部に開放されています。

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旧改札口、まだ改札機も残ったまま
手前側は従来改札内ですたが、今は自由に行き来出来ます

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かつての構内踏切
現在は誰でも通行可

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新4・5番線に発着する上り電車
※折り返し上り電車は7番線からも発車
開放された踏切から撮影(今だけアングル)

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この部分、ホームから見るとこんな感じ
改札を通らず、外に出れてしまうので封鎖されています


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閉鎖された旧ホーム
コロナの間に皆様の見慣れた風景がどんどん消えていきますね

この通路、線路8本(厳密には7本)分を跨ぐ長いものですが、北側の4線(旧ホーム)はこのようにロープで完全に閉められており、線路切り替えの際に、本線に繋がる分岐器も外されており、今後電車が入線することはありません。改良工事完成後は、こちらが列車線ホームになります。ただ、従来のホーム等設備は全て解体され、配線も変更になります。通路を試しに渡り切ってみましたが、旧北口改札は完全に閉鎖されており、接近することは出来ませんでした。自動的に駐車場の方に誘導されてしまいます。

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新4~7番線の下り側の望む
新4番線からは下り方に発車出来ないんですかね

利用者目線ではだいたいこんな感じですね。北側利用者が当分の間、遠回りで不便を強いられることになります。

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マニア的な見どころはこちら

さて、4月の観察時に7番線の横にもう1線留置用の側線が設置されているのを紹介していますが、橋上駅舎供用開始と同時にこちらも使用が始まっています。というのも、旧ホーム側が閉鎖されたことで、旧ブカシ電留線へは完全に出入りが出来なくなっており、日中の車両留置に支障を来すことになりました。そこで、設置されたのがこの8番線であるということが伺えます。これで旧ブカシ電留線は完全に廃止されましたが、検修スタッフの配置は規模を縮小しつつも継続されています。また、夜間はこの側線及び副本線の計3本の滞泊があり、従来通りの体制となっています。ちなみに、9月にはチカランの列車線側の工事が終了し、通過列車と電車・プルワカルタ行き普通の分離が実現しています。それに伴い、夜間は電車線側4本全ての留置が可能になっており、一部の夜間滞泊場所がチカランに変更になっています。よって、今回のブカシ駅改良の進捗で、車両運用自体に変化は出ないはずなのですが、KCIは公式SNSで11月20日から11月30日までの、夜間の一部列車の行き先変更と運休を発表しています。残工事の都合かなにかでしょうか。





11月23日から11月30日までの全列車時刻表はこちらからダウンロード下さい
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【KRL Commuter LINE全列車時刻表11月23日修正版】

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