撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

広島電鉄 西観音町(2021.11.23) 3号線 旧神戸市電 1156 広島港行き リバイバルKOBE記念HM

2021年11月28日 11時08分10秒 | 路面電車
11/23に、広島電鉄 西観音町電停でリバイバルKOBE記念ヘッドマークを掲出した旧神戸市電1156を撮りました。
1枚目は、西観音町電停に向かうリバイバルKOBE記念ヘッドマークを掲出した旧神戸市電1156の3号線 広島港行きです。



2枚目は後追いで、西観音町電停に到着した1156です。
停車前に西観音町の駅名標を入れて撮りました。



3枚目は、現在の神戸市営地下鉄へも引き継がれている独特の角ばった1156の車番と、リバイバルKOBEの記念ヘッドマークです。



4枚目は後追いで、観音町電停に向かう1156です。



5枚目は順番が逆ですが、福島町電停と西観音町電停の間で並んだ右側は1156、左側は広電オリジナルの705の3号線 西広島行きです。
並んだ場所がかなり遠かったので、ズームで撮ったものをトリミングしています。



先日も紹介したリバイバルKOBE記念ヘッドマークを掲出した旧神戸市電1156を、順光で撮ることができる西観音町電停付近でも撮りました。
1150形は、1955~56年に当時、各地の路面電車事業者が相次いで採用していた和製PCCカーの神戸市電版として8両が登場しました。
曲面を上手く生かした700形以降の神戸市電スタイルのデザインでしたが、扉位置は1100形と同じ前中扉の左右非対称となり、間接制御のカルダン駆動が採用されていました。
保守面で問題があり稼働率が低かったとのことで、残念なことに1964~68年に直接制御の吊掛駆動に改造されました。
その後は問題なく運用されたようで、1968年には1155を除く7両がワンマンカーに改造され、1971年の全線廃止まで活躍しました。

広島電鉄にはワンマンカーに改造された1151~54、56~58が譲渡され、1158が1155に改番された以外は神戸市電の塗装のまま活躍しました。
1981年に方向幕の電動、型化が全車に行われて現在のスタイルとなり、1983年には冷房化されています。
広電の他形式に比べて出口が狭く乗降に時間がかかること、収容力が少なくパワー不足であることから、後継車の登場により1998~2003年に1156を除く6両は引退しています。
1156は事故により引退した旧神戸市電1105のあとを引き継ぎ、2001年に広島市とハノーバー市が姉妹都市になった記念として登場したハノーバー号の2代目となり、かわいらしい動物のイラストが描かれています。
1156は1形式1両になってしまいましたが、移籍50年まで生き延び今回のリバイバルKOBEのイベントで記念ヘッドマークを掲出される日を迎えることができて良かったです。


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