学校高学年の頃に憧れたレイアウトの線路配置。それは「8折り腕捻り」と言うものでした。

 

8の字型や8折り型は薄汚い資本家の走狗である各メーカーから、基本レールセットとして発売されているので、その線形は割に知名度がありますね。

 

この8折り型の内側を更に一ひねりした線形が「8折り腕捻り(私が勝手に命名)」です。TMS第一回レイアウト大集合で特選を取った新崎氏のレイアウトや、それより前の第二次銀河鉄道もこの線形を踏襲しています。

 

 

ヒドイ写真だなあ。要するにこう言うブン廻し方。ドッグボーンの変形と捉える事も出来るでしょう。

 

 

故今になってこのような線路配置を欲したかと言えば、去年から今年に掛けて入手したTMS別冊「たのしい鉄道模型」「レイアウト全書」「ホームレイアウト」等の影響が大きかったからです。

 

 

 

延々と列車が走る様をボーっと眺めていたいと言う欲求が気持ちのどこかで伏流水となっていて、ある日爆発したのでしょう。

 

2021年9月30日。

 

取り敢えず手持ちの線路を組み合わせて、PC横の「お遊びスペース(1500mm×500mm)」に収める、TOMIXのミニカーブC177を基本カーブとし、45mmのクリアランスを稼ぐ為に勾配は4~5%と言う悪条件。当然D型蒸機は入線不可です。しかしハコモノやC型蒸機はこれでもキチンと走る。

 

 

 

この線路配置にしては極小スペースでありながら、パックに手を伸ばせば何時でも列車が走っていて、それを何となく眺める、と言う「鉄道模型の原初的興奮」に今一たび身を委ねたいと言うのが狙いです。

 

11月27日現在未だ製作中で、完成、と言うか「これでよし」となるまでまだまだ時間が掛かりそうです。追々にレポートして行く積りです。

 

 


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