2021/11/14・19 DEC741型山口県初入線 | 金屋代かずおのお部屋

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(新しい検測車)

 

2021/11/14,クモヤ443型の代替となる新たな検測車「DEC741型」が山口県に初めて姿を現しました.大量のカメラとAIを活用した画像診断が特徴的な正しく新たな時代の検測車であります.JR西日本のみならずJR九州・JR四国・並行在来線などにも入線し,直江津・南小谷・新宮〜窪川・志布志・枕崎の広範囲で運用されます.

直江津(氷見・姪浜・伊万里)側「DEC741-1」にはおびただしい数のカメラが装備されており,この車両の特徴となっています.カメラなどが設置されている部分は低屋根になっています.

下関(南小谷・長崎・志布志側)の「DEC741-101」にもカメラが少数搭載されています.ロゴマークもこの車両にあります.パンタグラフが搭載可能ですがこの日は外されていました.

台車回りです.信号には「ATS-DWs」(D-TAS)も搭載されてます.

ダイヤを縫って走っており,岩国駅では8番線に停車,7番のりばを通過する貨物列車,そして折り返す普通列車と「交換」して発車しました.走行音は電車と気動車の両方です.

11/19に帰るということで,スケジュールを調整して大島大橋で撮りに行きました.ここからでもおびただしい量のカメラの存在感は抜群です.

人手不足対策とより確実な安全性を求めてJR西日本が導入した新型検測車,末永い活躍を期待します.

動画

 

※車両の向きは今回の向きで,この車両を運用するにあたり常識的なルートで自力で走行してきた場合で表示しています.

 

12/4追記:DEC741型の山陽本線試運転は12/4にも行われていますが,その際は「DEC741-1」が下関を向けて走っていました.この記事での車両の向きはあくまで11/14・19の運転の際の向きです.