花見友紀の「鉄道のある日常」

11月27日は多摩都市モノレール線の開業記念日であり、多摩都市モノレールの「鉄道むすめ」立川いずみちゃんの誕生日。2018（平成30）年の開業20周年の時以来3年ぶりに、僕は記念イラストを描いた。

3年ぶりのこの日のイラストは「列車に発車の合図を送るいずみちゃん」。これは、僕がかなり前から描こうとイメージを練ってきた1枚である。

多摩都市モノレール線の各駅では、列車が4両編成と短いことや、乗務員さんがモニター画面でホームの様子を確認することから、ホームに立つ駅員さんの姿をあまり見ない。しかし僕は、いずみちゃんの駅員さんらしい姿を描きたかったことから、今回のイラストを制作した。

多摩都市モノレール線は、2018（平成30）年に開業20周年を迎えた後、2019（平成31）年に各駅の駅名標と発車メロディを変更してイメージを一新した。

一方、いずみちゃんも2020（令和2）年にデビュー10周年を迎えた。当初は一日乗車券の絵柄に採用されるなど、キャラクターグッズが制作されていたが、近年はほとんど活躍が見られない。2019（令和元）年に立川市泉町の車両基地で開催された「多摩モノまつり」でも、僕はいずみちゃんの等身大ポップなどを見ることができなかった。

しかし僕は、あまり活躍が見られなくなっても、いずみちゃんを応援し続けていきたい。


I represent an illustration of Izumi Tachikawa, a "Tetsudou-musume" character from Tokyo Tama Intercity Monorail, showing the train driver a frag to celebrate her birthday because I want to draw her on work as a station staff.

However, because of the length of the fleet and monitoring by the train driver, it can be rare that a station staff stands on the platform on Tokyo Tama Intercity Monorail Line.

It had passed over ten years since her debut. At that time, Tomytec and Tokyo Tama Intercity Monorail had sold some goods featuring her illustration. However, there are no newly-made goods. At the event on the railyard in Tachikawa City in 2019, I couldn't find her life-sized cut-out.

I want to keep creating pictures featuring her though no goods newly appear.