鉄道コレクション 横浜市交通局 横浜市電1150形 ツートンカラー&青帯 のレビュー的なもの | TKKseries8000‐677

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東京急行メインに旧大東急系の京王帝都・小田急・京浜急行など
撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真

 

ジオコレの横浜市営交通100周年シリーズは順調に製品化されており、第3弾で待望の横浜市電が登場!

 

浜のPCCカー1500形をベースに低コスト化を図った1150形の登場時ツートンカラーと末期の青帯の2種類が番号違いで製品化

 

こんなことでも無ければ製品化されなかったであろう、正直出ただけで奇跡レベルのニッチ案件をレビュー的なものでございます。

 

 

それぞれ別けるほどの量も無いので、2種を纏めてご紹介

 

ツートンカラーの方の箱から見ていきます

 

 

濃紺カラーにホワイトの登場時カラーをイメージしたパッケージ

 

時系列順ということなのか、こちらの方がAセット

 

 

左右面は前面の線画

 

路面電車シリーズの鉄コレはパッケージが分厚いので地味に収納が嵩張るのがネックです。

 

 

下面は側面の線画

 

 

上面に実車解説

 

実車写真は無しですが、流石にコレはやむを得ないですね…。

 

 

裏面は諸注意のみ

 

先行する市営地下鉄1号線1000形同様ですが、特に横浜市営交通100周年を記念するような謳い文句はありません

 

 

続いて末期のクリーム色に青帯の姿

 

こちらの方が馴染みがあるって人も多いのではないでしょうか…ナンバーは1156号車で、皆様ご存じと思いますが久良岐公園に現存する保存車両のナンバーです。

 

こちらがBセットという扱い

 

 

 

 

上下左右の各面と裏面はクリーム色になっている以外はAセットのツートンカラーと同様

 

 

上面の説明文はツートンカラーと異なる拘り

 

どちらかというとこちらはカラーリングに合わせて現役最末期までの解説と保存の部分がメインの解説

 

 

一通り見終わりましたので開封

 

付属品はステッカーのみですが、最近の鉄コレはステッカーが無いのがデフォになりつつあるのでありがたいです。

 

行き先は横浜駅、桜木町駅、葦名橋、滝頭、三渓園、洪福寺

 

系統板が2、5、9、11、13

 

という具合に網羅されていますが、調べてみたところ系統番号と行き先が滅茶苦茶な組み合わせで、必要なものがなかったりという感じなので本気で拘る場合はちょっと厄介な感じです。

 

 

ということで車両の方を見ていきます。

 

まずはツートンカラーのAセット1151号車

 

 

前面

 

割と帯の組み合わせが複雑な上に、上部帯は中心部でくの字ラインを描いていたりと模型的には厄介な要素が揃っていますが、そこそこ綺麗に印刷出来ていると思います。

 

 

色付きの試作品で前面周りを見た時に、ちょっと角ばり過ぎかな?とも思ったのですが、手元で見ると全然そんなことは無くしっかりと似ていると思います。

 

もう間もなく半世紀前に廃止になった市電がお安くて、尚且つクオリティの高い造形で手に入るようになったのですから、本当に良い時代になったなと思います。

 

 

側面

 

大きな窓は開放的で、デビュー当時のインパクトが模型でも伝わってきます。

 

単純なツートンカラーではなく細いラインカラーが良いアクセントになっていることが模型で見るとよく分かりますねw

 

 

逆サイド前面

 

登場時のカラーリングだと排障器までボディーカラーで塗装

 

ちょっと日本離れした港町らしいデザインだと思います。

 

 

反対側から

 

横浜市電はヒューゲルの位置が片方に寄っていますので、その位置によって車両の雰囲気が変わってくるのも特徴的な部分

 

 

逆サイド側面

 

そこをとやかく言っちゃいけない製品である事は承知の上でですが、どちらも結構良い感じに印刷されているので満足です。

 

 

屋根周り

 

 

特徴的な大型通風機

 

模型的には屋根上に変化があった方が映えますので、1150形をあえて選んだのもそれが理由だったりするのでありましょうか

 

 

配管周りもあっさりとですが表現

 

登場時のツートンカラーだと屋根周りまでボディーカラーが回り込んでいるのが特徴でもありますが、この辺りも結構綺麗に仕上がっていると思います。

 

 

続いて青帯Bセットの1156号車を眺めてみます。

 

横浜市電のカラーリングとしてはこちらの方が馴染み深いという意見も多いことでしょう…このカラーリングだとワンマンカーでもOKですが、模型はワンマン改造化前の姿

 

 

前面

 

 

よくよく見ると前面後方にある怪しげなパーティングラインに、前照灯だけがクリアパーツの姿

 

恐らくは尾灯類が異なる1500形のバリ展も視野に入れて設計していると思われ…今後が楽しみではありますが、果たして出るでしょうか

 

 

側面

 

重厚感のあったツートンカラーとは変わり、クリーム色に青帯の軽快な姿に

 

理由としては自動車へ分かりやすく~という、都電のカラー変更と同じ理由です。

 

 

逆サイド

 

こちらの行き先は横浜駅が印刷済みです。

 

 

反対側から

 

排障器がちょっとゴツイ上に青帯だとグレー色なのでちょっと目立つ気がしなくもなく…ここだけは良いパーツがあれば直したいところ

 

 

逆サイド側面

 

市電には欠かせない広告類を足してあげるとより雰囲気が出そうな気がしますので、こちらもいずれそれっぽいものを貼りたいところであります。

 

 

屋根周り

 

 

通風機のパーツは別パーツ

 

バッチリとデカめの穴2つで固定されています。

 

 

折角バラしたので車内も眺めてみます。

 

座席パーツは汎用品をモケットイメージの緑色に成型したもの

 

そこそこ雰囲気は出ていると思います。

 

 

ということで、鉄道コレクション 横浜市交通局 横浜市電1150形 ツートンカラー&青帯 のレビュー的なものでした!

 

横浜市営交通100周年ということで色々やると聞いた時に、まさか市電まではやらないだろうな…と思えば抜かりなく製品化してくれまして、1両2000円程度で横浜市電の模型が手に入るなんて今まで考えられなかっただけに、感謝でしかありません

 

フラグが隠されているっぽいのでバリ展も期待したいので、今後も楽しみであります。

 

 

ということで、今回の横浜市電1150形は合計10両購入

 

実車プロトに合致する両数分は揃えてしまいましたw

 

 

並べてみますとなかなか圧巻の姿

 

 

 

お家で横浜市電の車庫らしい光景を再現出来る…それもお手軽に

 

今までじゃ考えられませんでしたね

 

 

市電廃止時の花電車リスペクト

 

年単位で見ると1972年に市電全廃で、同じく1972年に市営地下鉄1号線上大岡~伊勢佐木長者町間が開業なので共存していた時代があるというのが本当に凄いです。

 

 

といっても、実際にこんな感じで並んだことはありませんでしたので…

 

こんな光景が簡単に出来てしまうのも模型ならでは、ありがたいです