もうかれこれ一年以上も、コロナのせいで地元へは戻っていない。地元を走る南海電車も、模型でしか見られない状況が続いています...。今日の話題はいまさら南海3000系。一か月ほど前に東京へふらっと行ったとき(地元には戻らずでね)、都内某所の中古模型店で発見したのがこの南海3000系の鉄コレ。

基本4両セットが、なぜか定価以下で売られていたのでもちろんゲット。ついでにこの前札幌へ戻ったとき、それに合わせて通販サイトで増結っぽい3両セットも定価よりだいぶ安かったのでゲットしておいた。だいぶ前に限定品で売られたんだけど、発売日はちょうど東京からの来客があって対応しないといけなくて、買いに行けなかったのよね。まあ安くゲットできたから、これはこれでよかったのだが。

 

 南海3000系って、もともとは泉北3000系でその余剰車両が南海へ移籍となった模様。社会人になってから6年ほどは地元に住み、通勤は南海電車(というか高野線乗らないとどこもいけないし)という暮らしだった。毎日乗ってれば変化なんて気にも留めない。それで気づけばいつのまにか泉北高速線の10両編成も見かけなくなり、高野線の日中の各停は15分に1本しか来なくなったし、各停で4両編成というのも増えた。最近だと帰省したとき泉北高速に特急ができたことに驚いた。小学校6年生のとき、金剛駅に急行も特急も止まるようになったのと同じくらい衝撃だった。

 

 鉄コレはもちろん早速動力などを入れてみる。そして入れ替わりにGMキットを改造して作った6200系を廃車(車輪などはそこからとった)。

 

 基本4両と増結3両、6両編成なら1両余る...。なんでこんな売り方するんだろうとか思ってたけど、増結に含まれるのは中間に押し込まれた先頭車なわけね。帯の塗分けが違う。ちなみに手元にある南海他車との兼ね合いやケース収納の都合で6両にした(だから改造車の入った増結を買ったんだけど)。南海通勤車は21m車で20m車より長く、それが手に取ってみるとよくわかる。近鉄も21mだが屋根上がすっきりしてる分南海はなんだか間延びした印象。とってつけたような乗務員ドアが印象的な改造先頭車も、泉北で初めて見たときはダサいと思ったが、今こうしてみれば悪くない。鉄コレの南海1000系の行先が空港急行関西空港行だったので、3000系は急行なんば行にしてみた。

 

 カプラーは最近うちの車両はハイペースでアーノルドカプラーからTNカプラーやKATOカプラーへの交換を進めてる。長編成レイアウトの一番内側の線路に、ただでさえホームが邪魔で載せにくいのに、アーノルドカプラーだとさらに増解結しにくい。長編成だと本当にいらいらする。かといって鉄コレ動力にはTNカプラーをつけるのは結構難儀する。

 

 

 なのでうちではこうしてます。左2両が1000系、右2両が3000系、それぞれ左側が動力車。動力車だけアーノルドカプラーポケット対応のTNカプラーを装着する。非動力車はボディマウントのものを使う。意外と違和感ない。動力車に取り付け改造するの面倒だったり自信なかったりする人は、こういう風にしてる人も多いんじゃなかろうか。

 

 とまあ今日のネタはこんな感じで。それにしても泉北から移籍した3000系が、高野線じゃなく本線を走るなんてね。ズームカー2000系が本線の普通車になって走ってたのにも驚いたけれど。さて、余剰となった先頭車1両をどうするか。まあどうするかはもう決めてるけどね。