アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

我が国鉄時代~103系

2021-11-24 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

国鉄時代に最も身近な電車は、アントンKの場合101系や103系の通勤型電車となるだろう。113系や115系と言いたいところだが、やはり当時近郊型電車には、多少の敷居の高さを感じていた。どこか遠くまで、ちょっとした旅行気分になる電車だったように思う。アントンKが物心ついた時代には、山手線はウグイス色の103系が走り、京浜東北線も大部分が103系に代わり、101系電車が最後の3本くらいだったか。そんなタイミングだったように思う。大宮へ向かう際には、山手線で池袋へ、そこから赤羽線のカナリヤ色の101系電車に乗り赤羽へ、そして東北・高崎線の115系で向かうのが常用化していた。中央線の快速である101系電車にもよく乗って、当時103系電車より乗り心地が良く感じたことも何だか懐かしい感覚だ。おそらく1970年代初めの頃だったと思われる。夏場でも冷房車などに当たることは、まずなくて、窓を全開し廻る扇風機に寄り添いながら乗車していたあの時代、確かに暑かったが、なぜかそれで耐えられたことも事実だった。山手線に冷房試作編成が2本?入ったことも当時はニュースになっていたように思う。

そんな話の流れから、今回は首都圏で撮影した103系電車を掲載。常磐線快速用のエメラルドグリーンの103系電車。とにかく早く、やたらとモーターをぶん回して走るここの快速電車は痛快そのもの。中央線の特快よりもその印象が強く残っている。冬の西日を浴びながら、轟音とともにやってきた103系電車は、アントンKには国鉄時代の一つの象徴に感じるのだ。

1981-12-09      103系快速電車     常磐線: 南千住付近



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