皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
昨日は急行「はぼろ・紋別・大雪」編成整備のうち、TNや屋根上の加工を始めました。本日は昨日塗装残しであった箇所の仕上げや、車体関係の加工に移りました。
↑昨日の加工の様子はこちら。
↑昨日は屋根上の水タンクをトレジャータウン製の北海道用角型タイプへ変更していましたが、色合いがTomix製品の屋根板と異なりますので全体を色合わせしようと思います。
↑いつも通り串刺し状態にして塗装を実施しました。
さて、屋根板の塗装が乾くのを待つ間に、次はキハ27の床下を加工したいと思います。
↑1年以上前の2020年8月30日の記事で、Tomix製キハ27床下加工の様子をご紹介しています。
一部変更していますが概ねこれに準じて加工を進めたいと思います。
↑Tomix製キハ27 100です。ほぼ製品のままでTN以外は加工していません。
↑注目すべきは2点あり、まず前位側機関予熱器はキハ27 108以降では新型のWH300に変更されていますので模型の表現とは異なります。また、後位側の水タンクは1980年代には200番代とおなじFRP製タンクに交換されています。よって、これらを加工してみたいと思います。
↑まずFRPタンクは、毎回お馴染みですがキサシ180の床下から供出することとします。なんといっても1両に3つ付いていますからね。
↑新型のWH300機関予熱器は、ジャンク品として購入してあったキハ28 3000、キロ28 2300/2500の床板から切り出して使うこととします。
↑水タンクはキサシ180から切り出しておきます。
↑手前のキハ28モデルチェンジ車の床板から機関予熱器を切り出し、奥のキハ27の床板のものとすり替えることとします。
↑キハ28 3000の床板から、機関予熱器を切り出しました。残った床板は用済みですね…。勿体ない。
↑キハ27の床板は、古いWH101が表現された機関予熱器を切除し、さらに後位側の水タンクも切除します。水タンクを切除した跡は開口が大きいので、プラ板で塞いでおきました。機関予熱器を切り出した穴はそのままです(汗) どうせ走らせると見えませんから。
↑先ほど切り出した新型の機関予熱器とFRP製水タンクをキハ27の床板に接着しました。
さて、この床板も折角なので色合わせで全体をグレーで塗装しておきます。
では塗装が乾くまでの間、次は車体関係の加工を始めます。
↑キハ56 100のうち2両は幌付き向としますのでジャンパケーブルを取り付ける加工をします。
↑元のジャンパ栓モールドを削り、φ0.6mmのピンバイスで穴を開けます。初めはφ0.3or0.4mm程度で開けておき、2つの高さを揃えるように穴を拡げます。そして穴はKATO製ジャンパケーブルを取り付けるため若干縦長になるようにしておきます。
続いてキハ56のうち1両は新製時より尾灯が外ばめになった車(ここでは129番)とするため、尾灯の加工をします。
↑この車は尾灯が外ばめになった129番とするため、加工します。
↑まずライトケースを外します。
↑ナイフでザックリ切った後、紙ヤスリで仕上げます。そして最後に尾灯の穴をφ1.2mm程度に拡げます。
↑尾灯はキハ40系用のパーツを使用しました。
↑尾灯にφ0.8mmのドリルを挿しておき、ライトケースのみを切り出します。そしてこのまま車体の尾灯穴に差し込みます。
↑このように挿し込みます。そして内側から少量の瞬接で固定しておきました。
↑先ほどのジャンパ栓を切除した車と尾灯を改造した車は、クリーム色と赤11号をタッチアップしておきます。
↑タッチアップ完了です。ジャンパ栓切除した車は大雑把にしか色挿ししていません。どうせジャンパケーブルを取り付けると隠れますので。
そうこうしているうちに塗装した屋根板と床板が乾いたので車体を組み立てたいと思います。
↑屋根板です。後位側の水タンク交換と、通風器8個車に対し水タンク脇の通風器を追加していました。これらパーツの色合いが異なっていましたので色合わせで全体を塗装しました。
↑機関予熱器と水タンクを交換したキハ27の床板も塗装しておきました。
↑キハ27 100です。これでやっとキハ27の中期車らしくなりました。
↑機関予熱器と水タンクを交換しています。殆ど自己満足かも知れませんが、自分的にはこの姿でないと違和感がありすぎて…。
↑続いて幌付き向きの車両で、ジャンパケーブル取付が終わっていない車に対し、ケーブルの取付を実施します。
↑ジャンパケーブルはお馴染みのKATO製です。形状はTomix製に比べて格段に良いですね。Tomix製はジャンパケーブルが付いているのか良く分らないくらいケーブルが短すぎの印象です。
↑先ほど開けた穴にKATO製ジャンパケーブルを取り付けるのみです。少量のゴム系接着剤を併用しました。
↑キハ56 100です。水タンク交換、前位側TNでは発電動機箱撤去と乗務員ドアステップ黒色化、そして種別幕は旧製品のステッカー式から嵌めこみ式に変更、そしてジャンパケーブル取付を実施しています。かなり実感的になってきました。
↑キハ56 129は更に尾灯を外ばめに改造しました。
↑キハ27 118は前述の通りです。そういえば以前の記事ではキハ27 116にすると書いていましたがインレタは間違えて118と入れてしまいましたのでそのままとします(汗)
↑これで今日の加工は終了です。
↑キロ26を組み込んで正規の編成としてみました。左から「大雪」「はぼろ」「紋別」です。
これだけでもボリュームのある編成なのに、これが3本1つにまとまって13連で走っていたとは、非常に凄い事です。ウチで今まで加工した急行編成も12連が最長で、13連は初となります。部屋の片づけをしたら一度並べてみようかな。
さて、今までですとこの整備内容で完成となるのですが、北海道用については以前タブレットキャッチャー取り付けに手を出してしまいました。よってこの編成もこの後タブレットキャッチャー取り付け作業を実施してゆきたいと思います。これも両数が多いのでなかなかしんどそうです。勢いを付けて一気に仕上げないといけないですね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!