がんばってる自分へ、今年のご褒美は?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう


 もともと物欲などあまりない性格で、どちらかといえばささやかながらもどこかへ出歩いているのが好きだった。
 それはこの年齢になってもあまり変わらなくて、気が向けば目的もなくふらっと出かけてしまう。突然「みどりの窓口」で切符を買い求めて日帰りで遠くまで行ってしまうなんてことも珍しくない。


 昨年末には金沢までいきなり行ってきたかと思えば…。
 元浅草の「喜多方食堂」で「朝ラー」したあと何気なく上野駅から山形の山寺へ…。


 珍しく正月三が日が休みだった今年…夫婦で晴天に恵まれた松本城から長野へ回ると雪だったという典型的な冬の天気分布だった信州。
 降りしきる雪の中を善光寺で初詣…北陸や新潟沿岸部と違って信越国境の山を越えて水分を落としてきた信州側の雪は多少降っていたところで傘をさすこともなく歩けた。
 長野駅に戻ると飯山線の「おいこっと」車両を連結した普通列車がいた。
 この車両に施された「田舎のおばあちゃんの家」的な内装は雪景色が一番似合うかもしれない。

 早春訪れた日立駅。
 駅カフェで太平洋を眺めながらコーヒーを飲みたくてわざわざ東京からやってくることがある…。
(おれは馬鹿なのか…それとも粋なのか?)
と、自問自答して出てくる答えはまぎれもなく前者だろう…。
 さすがに太平洋を眺めながらコーヒーを飲んで帰ってくるなんてのもどうかと疑問に感じたか、水戸で途中下車して偕楽園に梅を愛でに行ってみた。

 梅を見たからには次は桃だな…なんて思って山梨県の一宮あたりに出かけるつもりが機を逸してしまって、ならば桜だと思ったはいいが…。
 東京は葉桜であたりは若葉が萌えている…。
 高田の夜桜でも眺めに行ってみるかなどと自分の家がある長野へ東京から休日を利用してやってきて自宅を宿代わりにして高田へ行く前に市振まで足を延ばしてみた。


 そして夕方ちかくに高田へ行ったのだが、これほど日が延びているとは…。

 疲れてしまって暗くなるまで待てず、夜桜を見ることなく帰ってしまった…。

 こちらへはちゃんとタイミングを見計らって行ってきた。
 コロナ禍のおかげで(?)人出も少なめで訪れたのは正解だった。


 夫婦で珍しく観光列車に乗車する機会を得た。
 こちらもコロナ禍の影響かキャンセルが多数出たようで、「びゅうトラベルサービス」の旅行商品専用車両は思いがけず貸切状態であった。
 こちらは後日撮影したその観光列車。


 美人林…真夏に訪れるとこのような場所でも歩き回っていたら暑かった。
 その後、十日町へ回って食べた「へぎそば」の喉ごしが暑さに参った身体に心地よかった。

 いつもいつも定食屋ばかりじゃない…たまには夫婦で高原のレストランでランチ…なんてこともあるんだ…年に数回だけど。


 こうして振り返ってみるともうすぐ師走…。
 一番好きな秋もそろそろ終わり…。



 もうすぐ雪が追いかけてくるね…。

 こんな繰り返しが自分へのご褒美であり、勤労できることへの感謝の気持ちなのかもしれません。

 いつまでも働く…それが良いことなのか悪いことなのかは別として、細く長く働くことを考えなくてはならない時代であることは確かです。