(上野〜札幌の夜行需要の多さを物語る)

 

TOMIXの「98642 EF81+24系(寝台特急エルム)」を購入，「金屋代鉄道」に「上野発の夜行列車」が追加されました．セットは機関車1両+客車6両で，すべて開放B寝台車(+電源車)ですがこれだけで十分遊べる他，実際には「北斗星」2〜3往復に加えてこの10両程度の列車が走っていました．最繁忙期の上野〜札幌の夜行列車がいかに利用されていたかがよくわかります．

ひさし付き北斗星色の「EF81 133」はこのセットにしか含まれない一つの目玉車両です．なお，「エルム」は旧製品(品番92757)が存在し，こちらにもEF81 133が含まれています．TOMIXの特定号機の例に漏れず，ナンバープレートの予備はありません．慎重な作業が必要といえます．おまけとして「EF81 135」などが含まれています．

この「98642」に含まれる客車5両はすべて開放B寝台でありながらバラエティに富んでいます．2両の緩急車は「オハネフ24」であり，それぞれに「エルム」「北斗星」のマークが印刷済みです．床下を取り替えれば別の列車に使えるという算段です．

増結用にはオハネ25(0・100番台)，オハネフ25(0・200番台)が単品で用意されます．とりあえず2両を用意しました．

左がオハネ25，右がオハネ24です．よく似ていますが大きく違います．

このセットの電源車は「カニ24 511」です．「日本海」の印象が強いかも知れません．

JR西日本のDD51に引かせて「天理臨」などに見立てるのもアリかと思います．

 

「金屋代鉄道」初となる「北斗星」系統の列車ですが，このセットのみの導入ではないということは容易に想像がつくと思います．早い段階で紹介できればと思います．

(「2021/11　どこでもきっぷ」とほぼ交互掲載です．また，別の模型の紹介をする場合があります． )