いつも”重単5175”をご訪問頂きありがとうございます。
今日はNゲージ鉄道模型 先日に続きガソリンタンク車タキ43000についてです。1両を初期形車にアレンジしてみました。
初期形タキ43013です。車番が端に寄っているなど特徴があります。完全では無いですが雰囲気を出そうとやってみました。
前回長い歴史があると書いたKATOのタキ43000(品番8013)ですが、いつのロットだったか車番が端に寄っているのがあったんです。写真のタキ43251です。シールの変色が激しく、タンク上の手スリもボロボロ状態でした。(最近ボロボロが多い..😅。)
多分初期形を意識して端に寄せたんじゃないかと思うんですが、後述の通りおかしい番号だったので中央インレタ転写し、手すりも出来るだけ補修して仕上げました。でも、車番が脇に寄ってるタイプもアクセントになって面白いかも と思いました。
実車写真、右が初期形タキ43024です。左は100番台タキ43349 同形式ながらだいぶ雰囲気が違います。社名表記が低い位置にあるのがミソ と思います。自分の写真から繋がっているのを確認できたので、初期形が1両居てもいいかな~と思い、さらに調べてみました。
2005/02 東北本線 矢吹-鏡石 5179レ
初期形はタキ43000~43036まで、43034~は車番が中央表記に変わったそうです。なので上記タキ43251は中央表記の筈です。43100番台は43485まで386両、更に大きい車番は保安強化とかで手すりの形状が違います。KATO製品に車番が端に寄ったのが無かったら調べなかったでしょうねー😅。前の記事でタキ43000トップナンバーを止めたのは、同じくインレタ中央表記にしていて、これははおかしい だったから です↓(笑)。
車番を端に転写する場合、問題なのは転写位置に縦スジがあることです。僅かな突起ですが以前はこれがあると100%上手く転写できませんでした。しかし最近のレボリューションファクトリー(以下RLF)は転写性が上がってる、行ける?と真っ先に転写を試してみたところ、上手く行きました。良くなってるな~ と思います。これが以前のように上手く行かなかったら初期形は諦めようと思っていました。タキ43012のインレタを使い、1文字スリカエでタキ43013 です。
インレタ下には横長の突起表現がありましたが、転写が上手く行ったのを確認後、粗く削り落として塗装しています。
ギラリアングルなので車番が飛んで見にくいですが、模型で再現したタキ43013実車です。車番下にタンク体から出っ張って換算表記と票挿しがあるのがわかります。これを付けなきゃいけないので削りを入れました。
票挿し表現に使ったのは使っていなかったTOMIXのワム90000から切り出したもの、写真下は裏側を斜めに削り、青15号塗装をかけたところです。
ワム90000はかなり前に買ったのはいいのですが、KATO車両に連結できるようにと弄って失敗し、車籍も無くそのままになっていました。左側が失敗の跡です。MicroTrainsカプラーを付けようとチャレンジしたんでしょうね。走る予定も無いのでこのボディーを一部切り出して使いました。
切り出して塗装したものに換算表記を転写し、車番下に貼付け仕上げましたが、何かがおかしい...
しまった、左右間違えた..😅。
上の実車写真2枚より分かりますが、梯子が左右どちら側にあろうが、横から見て車番表記は右側です。逆じゃん..(汗)。
片側を間違って転写していたので仕方ない、やり直しです。RLFのインレタは各車番3つづつ収載されているので、タキ43012の1文字スリカエ作戦を再び使えました。なお、↑リンク記事に書いたようにタンク体全体にクリアー塗装をかけていますが、転写したインレタを剥がすのはそう難しくなかった..逆に言うとクリアーはかけても耐久性は心配です😅。
左側から右側へ車番を転写し直して仕上げたタキ43013です。元車番表記下、削った横長の突起表現は両側4か所全部削って、そこそこ平らに仕上げ直しています。上から切り出しパーツを貼りつけるからてきとーでいいや と思っていましたが、左→右移植でそうも行かなくなったので😅。
ワム90000から切り出したパーツは上から見るとボロが出ます😅。上下方向曲面、左右方向も写真奥が後退している..ビッタリ合うよう削りを入れるのはかなり難しいと思います。
中央部も矢印インレタを入れただけでそのままですが、初期形の雰囲気は出せたたんじゃないかな~..😁。中央部の票挿しは突起が浅い表現で目立たないので助かりました。ここも削って横長のプレート挿し表現?を2つ付ける手もあったのですが、やり過ぎていい事無いかなー と思い、手を付けませんでした。プラ板貼る位ならこのままの方がいいかな?と思い..
タキ43000の初期形化1両改番で随分長くなってしまったので、続きはまた書きます。
最後までご覧いただきありがとうございました。