男鹿発12時19分の列車に乗り、秋田駅へ。

 

新型車両は乗り心地もよく、快適な時間を過ごすことができました。蓄電池を利用し走行するため、気動車特有のエンジン音などは一切ありません。非電化区間を、軽油を使わず走れるなんて・・・ 技術の進歩には本当に驚かされます。

 

男鹿駅発車後しばらくは車内も空いていましたが、追分駅から奥羽本線に入るあたりから次第に混雑し始め、立ち客も出てきます。人口流出を叫ばれて久しい秋田県ではあるものの、さすがに県都秋田市は求心力はあるようで、2両では物足りないくらいの乗客を乗せ、定刻13時12分に秋田駅到着。これで今朝の由利高原鉄道に続き、JR男鹿線も完乗達成です。

 

 

 

ここでもなまはげがお出迎え。

 

 

そしてこちらは駅舎外観。

 

 

駅ビルこそ完備していますが・・・ う~ん、あまりパッとしないような感じですね。

 

その駅ビル内のレストランで少し遅めの昼食。何を食べようか迷いましたが、名物の稲庭うどんにしました。いわゆる『名店』と呼ばれる店だったので、少々値が張り約\2,000。昼食代としては破格ですが、美味しくいただくことができました。

 

帰りの男鹿行きの列車は15時27分発。まだ2時間近く余裕があるので、近くの千秋公園へ行ってみることにします。

 

 

 

 

 

 

千秋公園秋田藩佐竹氏の居城久保田城の跡地にある公園で、天守こそないもののキッチリと整備され、市民の憩いの場になっているようです。

 

これは誰かな?

 

 

そして城内にあった神社で参拝を済ませ、秋田駅へと戻ることにします。

 

 

 

週末ということでそれなりに人出はあるものの、正直駅前の一等地にはそぐわないような古い建物も散見されます。『活気がないな』。これが秋田市滞在での私の一番の感想でした。

 

 

駅ビル内の土産物店で買い物を適当に済ませ構内へ。

 

跨線橋を歩いていると、秋田新幹線が入線中。

 

 

地上ホームの新幹線。東海道新幹線沿線住民の私としては、どうも違和感があります。とはいえいいアングルの写真が撮れました。鉄道好きの甥っ子に送ると大喜びで、カメラマンとしては嬉しい限りです。

 

例によって帰りの車内ほぼ爆睡。現在時刻は16時半過ぎと、想定よりだいぶ時間がかかってしまいましたが、とにかく男鹿駅まで無事戻ってきました。

 

この後はどうしよう・・・ さすがに今から静岡へそのまま帰るのはキツ過ぎます。地図を見ながら考えていると、私がよく利用するロードサイドホテル『ファミリーロッジ旅籠屋』が、東北道長者原SA内に出店していることがわかりました。さっそく電話をかけてみると、宿泊OKとのこと。週末料金で割高ではありますが、wi-fi完備の上広いベッドでしっかり休むことができます。

 

いつまでに戻らねばならないなんてことはない自由気ままな身。明日は1日かけ適当に静岡へ戻ればいいわけです。

 

目的地が決まったところで、道の駅おがを出発。

 

昭和男鹿半島ICから高速に乗り、西仙北SA錦秋湖SAにて休憩を挟みつつ、長者原SAには21時過ぎに到着しました。

 

 

 

 

それにしても疲れました。SA内で簡単に食事を済ませ、泥のように眠ります。

 

 

3泊4日にも及ぶ強行軍となったこの旅も、いよいよ明日は最終日。高速を走るだけの1日にはなりますが、最後まで気を抜かず、安全運転を心がけようと思います。