気づけばこのアカウントの投稿が1000記事目となりました(Yahoo!ブログ含む)潰したアカウントを含めたら倍以上の投稿数になると思いますが、いつもご覧下さる皆様に改めて感謝御礼申し上げます。



特に1970年代から1990年代の日産車が一番好きですね
そして思い出深い日産車も多いです



一番最後に運転した日産車は、3年前の11月に千葉県内で借りたノートeパワーでした


今回取り上げる日産ディーゼルのバスは、2002年まで主に富士重工業(スバル)が車体架装を行い事業撤退、西日本車体工業(西工)に引き継がれた後も部品供給を継続していましたが、今年9月にバスボディ事業の部品供給を2022年3月で終了すると発表し、今後は車両を維持するのがより困難になりそうですね。

西鉄の連結子会社だった西日本車体工業(以下:西工)も、古くから近畿・山陽・九州のバス会社向けの車体架装を手がけていましたが、京王バスで1999年から導入し始めたのをきっかけに関東のバス会社でも西工の車体を採用するようになりました。写真は96MC前モデル58MCボディ


ではどうぞご覧下さい

【都営バス】

K500 富士重新7E / KL-UA452KAN改、2002年度に導入されたK代が都営で最後の富士重工製、除籍後は山口県のサンデン交通に移籍しました。

富士重工製と西日本車体製は似たデザインですが、テールランプの位置など若干異なります(左2台が富士重新7E、右が西工UA)

K563 西工96MC / KL-JP252NAN改、都バスのスペースランナーJPは少数派でしたね。(廃車済)

N402 西工96MC / ADG-RA273KAN、去年8月に廃車となりましたが移籍したかは不明。RAから排気ガス浄化システム「尿素SCR」を搭載、世界一厳しいと言われた当時の排ガス規制を前倒しでクリアしました。
【西武バス】

A8-524 富士重8E / KC-RM211GSN、富士重8Eボディを架装した秩父のメロディバスは、引退間近だった2017年の西武バスイベントで撮影、廃車後に新潟交通佐渡へ移籍しました。

A9-360 西工96MC / PKG-RA274KAN、2019年の武蔵丘検修場イベントで展示されたRAは、運賃箱が撤去され近江鉄道バス大津営業所の路線図を掲示、現在は近江鉄道バス1132号車として活躍しています。

A0-447 三菱ふそうバス製造(MBM) / PKG-AP35UM、2010年に導入したスペースランナーA、三菱ふそうエアロスターのOEM供給車ですね

【京王バス】

D79784 富士重8E / KC-RN210CSN、京王帝都電鉄と日産ディーゼル・富士重工業が共同で開発した小型ワンステップバスで、京王れーるランドで保存された車両は京王マスクと呼ばれる特注の外観です。(元々は富士重工で製造)

A49902 西工96MC / KC-JP250NTN、1999年に導入された日産ディーゼルスペースランナーJP、低床化やバリアフリー化を図るため、京王バスでは1995年から2008年までに約180台導入したそうです(府中市立交通遊園で保存展示)

【東急バス】


商用車の殆どが他社のOEM供給となった日産自動車さんには、これからも名車を続々と誕生させた頃の勢いで頑張って欲しいと思います。写真は定時になると飲酒しながら事務作業をする某設備会社のバネット(運転席には私が)
