気づけばこのアカウントの投稿が1000記事目となりました(Yahoo!ブログ含む)潰したアカウントを含めたら倍以上の投稿数になると思いますが、いつもご覧下さる皆様に改めて感謝御礼申し上げます。
これからもボチボチ投稿して参りますので、今後ともよろしくお願いいたしますウインク
今回は今日の日付の語呂合わせにちなんで、日産車との思い出を熱く語りながら、私が厳選した都内を走る日産ディーゼル(UDトラックス)製路線バスの写真を紹介します。(今回も長いアセアセ)
※面倒だったので、モザイク処理していない写真や移籍車・近県で走る車両の写真を一部使用している点はご容赦下さい。
と、その前に横瀬に留置されていた西武2063編成2両の(クハ2063・モハ2163)陸送の準備が整い間もなく解体場へ移動する模様です。
西武池袋線系統の8両編成で唯一の方向幕車だった2063編成、最期の姿を拝めて嬉しかったよ。今までお疲れ様でした。(6両残ってますが)

では軽く私と日産車の思い出話を・・・
日産といえば私が通っていた自動車教習所の車両が、ローレルセダン&クルー(上写真左 / パトカーで代用)でしたにやりボロいローレルは、あっという間にクルーに置き換えられ、新車に乗る機会が多かったですね音符
大型免許を取得した時に、府中試験場で使用した車両が日産ディーゼルコンドル(※写真はWikipediaから抜粋)と日産車とは個人的に切っても切れない縁がありますニコちなみに日野レンジャー・いすゞフォワードを運転した時は実技試験に落ちましたアセアセ
過去の愛車のうち3台は日産車でした(一番最初はY31セドリック3.0ブロアムVIP / 写真無し)初代プリメーラはキビキビ走る良い車でしたキラキラ
最後に乗っていたキューブキュービックは、シートが心地良く愛着がありましたぐすん手放す時は悲しかったなぁ・・・
会社の車でも様々な日産車に乗りましたねニコちなみにキャラバン(ホーミー含む)は初代を除く三世代ハンドルを握ってます車コラムMTの丸目キャラバンも運転してましたタラー
唯一運転した福祉車両も日産車でした(日産レンタカーの初代エルグランド)この時は前妻の祖母を食事会に招いた時に借りました。
特に1970年代から1990年代の日産車が一番好きですねキラキラそして思い出深い日産車も多いですキラキラ
一番最後に運転した日産車は、3年前の11月に千葉県内で借りたノートeパワーでしたアセアセ
今回取り上げる日産ディーゼルのバスは、2002年まで主に富士重工業(スバル)が車体架装を行い事業撤退、西日本車体工業(西工)に引き継がれた後も部品供給を継続していましたが、今年9月にバスボディ事業の部品供給を2022年3月で終了すると発表し、今後は車両を維持するのがより困難になりそうですね。
高速バス・観光バス仕様の西工ボディ日産ディーゼル車も好きなんですが、今回は台数が減っている都内の路線バスに絞らせていただきます。
自動車メーカーで有名なスバルは、かつてバスの車体や鉄道車両も製造していたんですよ。
西鉄の連結子会社だった西日本車体工業(以下:西工)も、古くから近畿・山陽・九州のバス会社向けの車体架装を手がけていましたが、京王バスで1999年から導入し始めたのをきっかけに関東のバス会社でも西工の車体を採用するようになりました。写真は96MC前モデル58MCボディ
マイクロバスを除くバス車両は、車体が架装メーカー製、シャーシが自動車メーカーとバラバラのケースが多く、冷房装置やハンドルなど見ないと自動車メーカーが判別できませんアセアセバスの世界も奥が深いのですよアセアセ写真は西工96MCを架装した三菱ふそう車(立川バス)
2010年に三菱ふそうとUDトラックスのバス事業の整理統合が成立せず、UDトラックスがバス事業から撤退、日産ディーゼル製のバスは製造終了となりました。
地元を走る西武バスも大量に日産ディーゼル製を購入しましたが、廃車にするペースが他社より早いので以前より見かける機会が減りましたねぐすん毎度前置き長くなり申し訳ありませんアセアセ
ではどうぞご覧下さいウインク

【都営バス】
Z281 富士重7E / U-UA440HSN、1993年に導入されたZ281号車は、2006年に廃車となり葛飾区内の新宿交通公園で遊具として余生を過ごしています。
ナックルカラーと呼ばれる一昔前の塗装の方が好きですね(富山地鉄バスっぽい)
H186 富士重新7E / KL-UA272KAM、2001年11月に4台導入されたフルノンステップ車、除籍後は鹿児島交通に移籍しました。
K500 富士重新7E / KL-UA452KAN改、2002年度に導入されたK代が都営で最後の富士重工製、除籍後は山口県のサンデン交通に移籍しました。
富士重工製と西日本車体製は似たデザインですが、テールランプの位置など若干異なります(左2台が富士重新7E、右が西工UA)
K563 西工96MC / KL-JP252NAN改、都バスのスペースランナーJPは少数派でしたね。(廃車済)
L102 西工96MC / KL-UA452KAN改、2003年度(L代)に都営で初めて西工ボディを採用、この世代は固定窓&オレンジ色の手すりが特徴的でした。
N402 西工96MC / ADG-RA273KAN、去年8月に廃車となりましたが移籍したかは不明。RAから排気ガス浄化システム「尿素SCR」を搭載、世界一厳しいと言われた当時の排ガス規制を前倒しでクリアしました。
P489 西工96MC / PKG-ADG-RA274KAN、2006年度に都営で導入された最後の日産ディーゼル車の置き換えが進行中、今のうちに乗り納めしておきましょう!

【西武バス】
A8-524 富士重8E / KC-RM211GSN、富士重8Eボディを架装した秩父のメロディバスは、引退間近だった2017年の西武バスイベントで撮影、廃車後に新潟交通佐渡へ移籍しました。
富士重工のOKステッカー
8Eの運転席
A2-795 西工96MC / KK-RN252CSN
A5-53 西工96MC / KL-UA452KAN改(廃車済)
A8-266 西工96MC / PDG-RM820GAN
A8-283 西工96MC / PDG-RM820NAN、現在は広島県の鞆鉄道バスで活躍しています。
A9-360 西工96MC / PKG-RA274KAN、2019年の武蔵丘検修場イベントで展示されたRAは、運賃箱が撤去され近江鉄道バス大津営業所の路線図を掲示、現在は近江鉄道バス1132号車として活躍しています。
A0-447 三菱ふそうバス製造(MBM) / PKG-AP35UM、2010年に導入したスペースランナーA、三菱ふそうエアロスターのOEM供給車ですねアセアセ

【京王バス】
D79784 富士重8E / KC-RN210CSN、京王帝都電鉄と日産ディーゼル・富士重工業が共同で開発した小型ワンステップバスで、京王れーるランドで保存された車両は京王マスクと呼ばれる特注の外観です。(元々は富士重工で製造)
スペースランナーJPは、1998年頃まで富士重工8Eボディを架装していました(写真は元京王バス / 福島交通 KC-JP250NTN※2019年台風により廃車)
A49902 西工96MC / KC-JP250NTN、1999年に導入された日産ディーゼルスペースランナーJP、低床化やバリアフリー化を図るため、京王バスでは1995年から2008年までに約180台導入したそうです(府中市立交通遊園で保存展示)
B40014 西工96MC / KL-JP252NAN改(京王バスカラー)廃車済、LED行先表示のほかクルクル回る方向幕も存在していました。
A40546 西工96MC / KL-JP252NAN改(京王電鉄カラー)、残り50台切ってもJP王国は健在。
2015年以前(ワンロマ車を除く)の京王バスは、フォグランプ未装着のため移籍しても見分けがつきやすい(写真は茨城交通に移籍した車両 / 稀に元東急の場合もあります)
京王バスは日産ディーゼルから大量購入しているので見かける機会はまだまだあります。
現在は2004年式の置き換えが進んでいるので、数年後には見かける機会がさらに減りそうですね。
J40526 西工96MC / KL-UA452KAN改
M40718 西工96MC / PKG-RA274KAN/M
かつては天然ガス車(CNG車 / 右から2番目)も存在してました。
S40813 西工96MC / PDG-JP820NAN、最後に導入された2008年式のスペースランナーJPは、テールランプがバンパー一体型となり京王電鉄カラーの配色も異なります。

【西東京バス】
D50011 西工96MC / KL-JP252NAN改(廃車済)
D50009 西工96MC / KL-JP252NAN改(廃車済)多摩バスカラーのJPも存在しましたね。
A50210 富士重新7E /  KL-UA452KAN改(廃車済)
A50302 富士重新7E /  KL-UA452KAN改(廃車済)、西東京バスで最後まで生き残った新7Eボディ車は2019年11月30日に運行終了。
CT50420 西工96MC / KL-UA452KAN改

【東急バス】
M719 西工96MC / PKG-RA274KAN、2006年式のRAは函館バスに移籍しました。
T8700 西工96MC / PDG-JP820NAN、2008年式
東急バスでも富士重新7Eを使用していました(広島交通に移籍した元東急車)

【京急バス】
7638 西工96MC / PK-RP360GAN、江ノ電バスでも見かける9m大型短尺車両、都内でまだ走ってるんですかね?

【関東バス】
B3008 富士重7E / U-UA440HSN、都内で最古参の車両として有名な関東バスの7Eは1995年製のレアな3扉車、最近は登板する機会が少ないそうな・・・
岡山県の中鉄バスに移籍した元関東バスB1123、2019年まで富士重新7Eを使用していました。相方の1122は道南バスへ移籍。
A1132  西工96MC / KL-UA452KAN改、2004年式のUAは北海道の道南バスに移籍し今も現役です。
A6008 西工96MC / KL-JP252NAN改、廃車後は道南バスに移籍しました。
A368 西工96MC / PDG-RM820GAN
A1314 MBM / PKG-AP35UM、こちらは三菱ふそうエアロスターのOEM車「スペースランナーA」ワンステップ、1400番台から三菱ふそうエアロスターだそうです。

【おまけ】
横浜市営バス(横浜交通開発)の富士重新7E(廃車済)は、なぜか7E仕様のフォグランプを採用
川崎市営バスの富士重新7E(廃車済)

今回はこれぐらいにしておきます。
日産ディーゼルの車両を導入しないバス会社も多く存在しますが、個人的には車種が豊富なバス会社さんの方が好きですね。
日産ディーゼル製のバスが減少傾向で悲しいですが、全国各地で末永くUDサウンドを轟かせながら走り続けて欲しいと願います。
商用車の殆どが他社のOEM供給となった日産自動車さんには、これからも名車を続々と誕生させた頃の勢いで頑張って欲しいと思います。写真は定時になると飲酒しながら事務作業をする某設備会社のバネット(運転席には私が)
心をときめかせる車を作って下さいよ~ぐすん
頑張れいい日産!!
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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