さよなら近鉄「新スナックカー」
2021年(令和3年)11月20日(土)、近鉄12200系ラストラン
近畿日本鉄道(近鉄)で最後の活躍をしていた、近鉄特急色12200系(新スナックカー)は、2021年(令和3年)11月20日(土)の最終運転をもって引退した。
ラストランは、ツアー客専用の臨時特急として、大阪上本町駅〜賢島間と、名古屋〜賢島間の1往復ずつ。大阪上本町駅ではラストラン出発式が行われた。
1969年(昭和44年)に登場した12200系は、かつて軽食を提供していた時期があることから「新スナックカー」の愛称で親しまれてきたが、2021年(令和3年)2月に定期運用から外れ、その後は団体ツアー列車や臨時列車として最後の活躍をしていた。
今後、一部の車両は改造され、2022年(令和4年)4月にデビューする大阪・奈良・京都を結ぶ団体列車・観光列車「あをによし」となるが、これを除き廃車となり、オレンジ色と紺色の近鉄特急色車両12200系は、52年間の歴史に幕を下ろす。
●在りし日の記録
(記事は全て2021年(令和3年)春)
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