ドバイの夢を見た事がありますか?
僕はありません。あのバブリーというか富裕の絶対都市というか、一時の
急成長には是非とも乗ってみたいと考えていましたが、いち小サラリーマン
には叶うものではありませんでした。
しかし、この辛うじて中間層に入れて頂いている小サラリーマンであっても、
夢くらいは見たいものです。
そこで、この「或る列車」です。ツアーで乗車すると最低でも一人25000円から
の料金がかかってしまう、割と気合の入る贅沢ですが、そこを10分の1で利用
できる、画期的ツアーが開催されました。
博多駅の空きホームを利用して、そこに「或る列車」を停車させ、ティータイム
ミニツアーをするというもの。
11月3日、早速博多駅橋上改札口に集合、ここから5番ホームへ案内されて、
「乗車」開始です。
留置線から複雑な転線をして5番ホームに入る「或る列車」です。
このラグジュアリー感、そしてこの高級感。これがキハ47とは思えません。
撮るには撮っても乗る事が出来なかった、羨望の車内です。
これがスイーツです。こんなに美味しい、とろける様な味のリンゴを私は
食べた事がありません。
実は10月19日は、私たちの結婚記念日。という事で遅ればせながら、この
「或る列車」で、この日を祝う事にしました。いつもは飲みなれない白ワインで
乾杯です。
なんてことを言っていたら、妻のスイーツはスペシャルディスクで盛り付けて
くれました。
ええ、とても最高の結婚記念日を、夫婦が選んだ「或る列車」で迎える事が
出来ました。もうドバイとかどうでもいいです。僕らには今日この日の「或る
列車」で受けたもてなしの方が重いのです。
ありがとう、JR九州、そして或る列車。