こんにちはビックリマーク
OLIVEですビックリマーク
今回も長岡車両センター見学会2021に行ってきた時のことについてですが、既に一番楽しかったイベントであるEF64 1030号機の運転台乗車体験については書いているので、今回はそれ以外のイベントについて書きますアップ
※写真がかなり多めです。

この日は9時過ぎに受付開始だったので、とき303号で長岡まで行きます。
長岡駅に到着し受付をすると参加証と見学のしおりをもらいましたアップ
参加証にはEF81 97号機のイラスト付きですアップ
そして、この見学のしおりがとてもありがたかったですアップ
というのも見学の内容が事前に分かることで、どう写真を撮るかなど見学時間中の動きをある程度想定してから行くことができたからです。
盛りだくさんな内容なだけに時間中は無駄な動きはできないので、事前に動きを想定できたのはとても大きかったですねアップ
また、このときにEF64 1030号機に乗れることが分かり、ずっとワクワクしてましたアップアップ(笑)

時間になったので長岡駅5番線に向かうと越乃Shu*Kuraが入線してきましたビックリマーク
越乃Shu*Kuraは新潟地域を中心に走っているJR東日本のジョイフルトレインですビックリマーク
今回の長岡車両センター見学会Shu*Kuraの車両に乗車して旅客列車の通ることのない車両基地への入出区線を走行して長岡車両センターに行くという豪華なイベントが盛り込まれていますアップ
行き先表示は回送ビックリマーク
回送列車に乗車するというのも貴重な体験ですねアップ
Shu*KuraJR東日本管内では唯一のキハ40・キハ48形で運転される列車で、乗車したのは3号車のキハ40 552でしたビックリマーク
内装も綺麗で特に大きな窓のおかげで、普段見ることのない入出区線や洗浄線の景色を楽しむことができ、車内放送で走行している線路や周辺の線路の解説もあったので、今回の見学会の目当ては長岡車両センターの機関車でしたが、この入出区線の走行もとても楽しかったですアップ
そしていよいよ長岡車両センターに到着、長岡車両センター内ではヘルメットを被って見学します。
緑色のJRマークがカッコいいですねアップ

ここからはグループ別に行動をします。
長岡車両センター内でのイベントは転車台で回転する車両に乗車できる扇形庫・転車台エリア長岡車両センター所属の機関車を撮影できる留置線エリアEF81のヨロイ戸外しによる機械室見学、EF64型電気機関車運転台乗車体験などができる台検庫エリアの3つで、グループ毎に順番を変えてこれらの3つを周ります。
私のグループは留置線エリア扇形庫・転車台エリア台検庫エリアの順番で周ります。

Shu*Kuraから降りる際は1号車の乗務員室扉から降りたのですが、これもなかなか経験できないことなのでよかったですアップ
乗務員室扉は鞄をかけたままでは降りれないほど幅が狭く、確かに考えてみればそうなのですが、新鮮な感覚でしたアップ
Shu*Kuraから降りると早速、長岡車両センター自慢の機関車達が出迎えてくれましたアップ
ここで展示されているのはこの5機ビックリマーク
EF81 140号機ビックリマーク
ひさし付き+赤2号一色のJR東日本色+双頭連結器という装備のEF81ですビックリマーク
EF81 0番代の中でも最後の方に製造されたグループで、長岡のEF81では多数派のタイプです。
意外にもこのタイプのEF81は見たことはあるものの、しっかりと見たり写真を撮ったりするのは初めてなので、今回の長岡車両センター見学会の目当ての1つでしたアップ

そんな長岡のEF81では唯一違うタイプのEF81がこちらですビックリマーク
EF81 97号機ビックリマーク
EF81の原色であるローズピンク一色で、前面や側面の窓のHゴムがグレーに復元されており、国鉄時代の仕様が再現されているため、人気の機関車ですアップ
元々は田端所属の釜で、JR東日本色からを経て活躍していましたが、2018年に長岡に転属、その際に現在のローズピンク+グレーHゴムとなりましたアップ
JR東日本に限らずほぼ原型といえるEF8197号機のみなのでとても貴重な釜ですアップ
長岡が誇るスターロコですねキラキラ
私もこの釜に会うのがとても楽しみでしたアップ

次はEF64ビックリマーク
EF64 1051号機ビックリマーク
こちらは長岡車両センター所属のEF64では唯一の双頭連結器非装備車なのでスカート周りがスッキリしてます。
53機製造されたEF64 1000番代の中でも最後に製造されたグループですね。

そして長岡のEF64といえばこのタイプビックリマーク
EF64 1031号機ビックリマーク
こちらは双頭連結器を装備した長岡車両センター所属のEF64の中では代表的なタイプです。
1030号機1032号機と同様に双頭連結器をいかして配給列車の牽引等で活躍していますビックリマーク
ちょっとわかりづらいですが、1031号機のKE70、KE77ジャンパ栓納め蓋の塗装は1030号機とは異なりグレーです。

最後は今回の展示では唯一のディーゼル機関車ビックリマーク
DE10 1680号機ビックリマーク
DE10は入換用機関車として大量に製造されたこともあり、現在でも多くの車両基地で活躍が見られます。
そのため、今回の釜たちの中ではインパクトが薄めではありますが、それも考慮したのかはてなマークこの日は心強いお供がついていましたアップ
ホキ800ビックリマーク
ホキ800は砕石輸送用の貨車で、工事列車の際に使用されます。
長岡車両センターにも4両が所属しており、長岡車両センター唯一の貨車となっていますビックリマーク
この日はそんなホキ800が4両、DE10 1680号機と連結して編成という形で展示されていましたアップ
ホキ800の側面ですビックリマーク
長岡車両センター所属の車両は機関車の場合、「長岡」の区名札が使われますが、それ以外の車両では「新ナカ」という表記が使われます。
長岡車両センター所属車両で機関車以外の車両はホキ800のみなので、唯一「新ナカ」表記を見ることができますビックリマーク

他にも投排雪保守用車ENR-1000の展示もありましたビックリマーク
形態変更の実演もあり、迫力満点でしたアップ

乗ってきたShu*Kuraも停まってますビックリマーク
鮮やかな青が綺麗ですねキラキラ

長岡車両センター見学会2021の看板ですビックリマーク
長岡車両センター所属の車両達のイラスト付きですねアップ

そして、ここからヘッドマークの交換がスタートビックリマーク
EF64 1031号機のみ「北陸」で残り3機は「あけぼの」からスタートした今回の展示、まずはEF81 97号機のヘッドマークが「出羽」に交換されましたビックリマーク
ローズピンクの車体にマッチしていて、本当に美しかったですアップ
ヘッドマークはこのように台座に飾られていましたビックリマーク
30分程度という短い時間の中、ここにあるヘッドマーク全てが実際に機関車に掲出され、充実した撮影会となりましたアップ
次に97号機が付けたヘッドマークは…
「つるぎ」ですビックリマーク
大阪〜新潟間を走った列車、現在では北陸新幹線の列車名となっていますねビックリマーク
そして次は「日本海」ビックリマーク
「あけぼの」と並んで長年EF81の本領発揮とも言える列車として走り続けていましたねビックリマーク
ローズピンクのEF81のイメージが強い列車なだけにとてもマッチしていましたアップ
この「日本海」ヘッドマークですが、めちゃめちゃキラキラしていましたアップ
続いて掲げたヘッドマークは「夢空間 北東北」ビックリマーク
行き先がその都度変わる「夢空間」はヘッドマークもいくつか種類があります。
その中の一つが見れたのは貴重でしたし、「夢空間」のヘッドマークはEF81にマッチしますねアップ
また、ヘッドマーク交換中はヘッドマークなしの素顔も見ることができますアップ
やっぱりローズピンクのEF81はとてもカッコいいですアップ
パンタグラフの台座や高圧線の碍子も綺麗に緑色に塗装されていますビックリマーク

そしてヘッドマークを変えたのは97号機だけではありませんビックリマーク
EF64 1051号機「鳥海」へヘッドマークをチェンジビックリマーク
懐かしい名前が続きますねビックリマーク
1051号機のKE70、KE77ジャンパ栓納め蓋は青に塗装されており、双頭連結器非装備車なのでKE70、KE77ジャンパ栓にもジャンパホースが繋がっています。
次に1051号機が付けたのは、「新潟駅開業100周年」ビックリマーク
こんなヘッドマークもあったんですねビックリマーク

そしてEF64 1031号機ビックリマーク
1031号機は通路のすぐそばの線路に停車していたので、間近で細部を見ることができましたアップ
以前は他の釜より小型のJRマークを使っていましたが、現在は大きさ、位置共に1030号機と同じものに変更されています。

そしてEF81 140号機ビックリマーク
ひさし付きの顔立ち他のEF81と印象がガラリと変わりますねビックリマーク
140号機のヘッドマークは、終始「あけぼの」でしたビックリマーク
今回登場したヘッドマークの列車では、唯一実際に乗車した列車が「あけぼの」なので一番馴染み深いヘッドマークですねアップ
双頭連結器周りはジャンパホースが追加され、複雑な外観になってます。
近くに行って撮ることもできたので、こんな迫力のある写真も撮れましたアップ
97号機の碍子が緑塗装されているのは知っていましたが、140号機も綺麗に緑塗装されていたのはびっくりでしたビックリマーク
長岡所属機の中では稼働率も高い釜ですが、綺麗な緑色になっていますアップ

あとはBトレとのツーショットもビックリマーク
ひさし付き+赤2号+双頭連結器のEF81とそのBトレのツーショットですアップ
やっと実車に会わせてあげることができましたアップ(笑)

97号機もBトレとツーショットアップ
ローズピンクのEF81はBトレではお馴染みですねビックリマーク
(ボケてて見えませんが)車番は切り継ぎでちゃんと97号機にしていますアップ
時間が来たので留置線エリアはこれで終了ビックリマーク
長岡が誇るカッコいい機関車を満喫できましたアップ

次は扇形庫・転車台エリアですが、移動中にも色々な施設を通り、それらの説明もしてくれましたアップ
新潟車両センター所属のE129系ですが、長岡車両センターでも仕業検査などを行っているので、ここにいました。

そして扇形庫・転車台エリアに到着ビックリマーク
ここでは扇形庫から実際に車両に乗って、転車台の回転を中から楽しめますアップ
乗車するのは…
キハ110-203ビックリマーク
この車両は羽越本線、白新線、米坂線、信越本線、磐越西線、只見線などで運用され新津運輸区所属ですが、士業検査などは長岡車両センターでも行っているためここにいました。
この転車台イベントですが、車両に乗って体験するか、外から車両が回転する様子を見るかを選べるのですが、外から回転する様子はDL「やまぐち」号に乗ったときに見たので、今回は乗車する方にしましたビックリマーク
転車台での回転は意外と揺れもなく静かで、最後尾で見させていただいたのですが、車両の前方(後方)に線路がない光景がとても新鮮でしたアップ
転車台で回転後は再び扇形庫に戻って下車します。
回った転車台はこちらです。
これで扇形庫・転車台エリアは終了ビックリマーク

いよいよ最後のエリア、台検庫エリアへ移動ですが、その途中では嬉しい出会いがありましたアップ
先程の車庫にEF81がいたのですアップ
いたのはピカピカのEF81 134号機アップ
この釜に出会えたのは結構嬉しかったですアップ
出会えたのが嬉しかった理由としては、見学のしおりには表記が無かったので134号機には会えないのかなと思っていたことと134号機はちょっと他の釜とは違う釜だからですビックリマーク
134号機はひさし付き+赤2号一色のJR東日本色+双頭連結器装備140号機、141号機とほとんど同じ仕様ですが、実は製造時期でいうと、ひさしが付くようになったのは137号機以降なので製造時からひさしが付いていた140号機、141号機とは違い、134号機は製造当初はひさしは付いておらず、後から付けられました。
さらに134号機のグループまではナンバープレートの処理がブロック式だったのに対し、140号機、141号機のグループはステンレスエッチング式に変わっています。
そのため、ナンバープレートの文字が134号機は立体的に見えますが、140号機、141号機は平面に見えるという違いがあるのですビックリマーク
ちょっとナンバープレートの文字が浮き上がってる感じが分かるかと思います。
EF81全体で見たらブロック式の方が一般的ですが、ひさし付きかつブロック式のEF81は珍しく、長岡では134号機のみなので実は貴重な釜なんですアップ
なので134号機に会えたことは嬉しいサプライズでしたアップ
そしてここで少し時間をとっていただけたので、台車の細かいところ、砂箱やスノープロウも写真に撮ることができましたビックリマーク
スカートにはやはり密連用締切コックの切り欠きのカバーがあり、双頭連結器装備車ならではの装備が見れましたビックリマーク
後付ですがひさしは他の釜とほぼ同じで、ナンバープレートは文字が浮き上がっていますね。
この検修線は交流と直流の両方の電気を流すことができるはてなマークらしいので、EF81のような交直両用の車両の検査にはうってつけのようですアップ
直の表記があるので今は直流が流れているのでしょうかはてなマーク
このような独特の設備が見られるのも長岡車両センター見学会ならではですねアップ
134号機にも会えてよかったですアップ

いよいよ台検庫エリアに到着ですアップ
台検庫はその名の通り、台車検査を行う車庫ですビックリマーク
台検庫エリアではEF81のヨロイ戸外しによる機械室見学、そしてEF64型電気機関車運転台乗車体験ができますビックリマークアップクラッカー
ここにいた機関車は…
EF81 141号機ビックリマーク
これで長岡所属EF81とは全部会えましたクラッカー
外観上は140号機とほぼ同じです。
ナンバープレートはステンレスエッチングになっているので、先程の134号機と比べると文字が平面に見えると思いますビックリマーク
そしてこれがヨロイ戸外しですビックリマーク
津和野で見せていただいたDD51のエンジンルーム公開とやっていることはほとんど同じですが、DD51のエンジンルームのカバーは開閉式なのに対し、EF81などの電気機関車は完全に蓋になっているので外す必要があるようです。
細かい機器類もじっくり見れ、機械室の様子がわかりますねアップ
運転室との間にはドアがあります。
改めて、機関車という車両の特殊性を実感しましたアップ

そしてEF64型電気機関車運転台乗車体験ビックリマークアップキラキラ
EF64 1030号機に乗れましたビックリマークアップキラキラ
EF64 1030号機は私にとって特別な機関車になりました
本当に最高でしたねビックリマークアップキラキラ

さて、これで見学内容はすべて終了しましたアップ
帰りに先程の車庫をまた通ったので、ちょっと変わったツーショットを撮りましたアップ
EF81 134号機のツーショットアップ
手元のEF81は…
これです(笑)
パネルの上を車両が走るというタイプの鉄道おもちゃなのですが、EF81のJR東日本塗装車、それも134号機を再現したという鉄道おもちゃですアップ
カラーバリエーションが豊富でスターロコも沢山いるEF81ですが、その中でも134号機がプロトタイプとは渋いチョイスですね(笑)
是非とも実車に会わせてあげたかったので、実現できてよかったですアップ
そんな134号機のお見送りで、長岡車両センター見学会2021は終わりましたアップ
後は越乃Shu*Kuraに再び乗って長岡駅に帰ってきましたビックリマーク

そして嬉しいことにお土産もいただけましたアップ
色々いただきましたが、一番嬉しかったのはこれアップ
「長岡」の区名札風のプレートアップ
10両の所属機関車を誇る長岡車両センターならではのお土産アップ
かなり充実したイベント内容でしたが、お土産までいただけて感激しましたアップ

長岡車両センター見学会2021ですが、本当に最高のイベントでしたアップ
個人的には長岡車両センターJR東日本の車両基地では田端、高崎と並んで最大級の機関車所属基地だと思っていたので、長岡の釜たちに会いたくて参加させていただきましたが、留置線エリアでの撮影会では期待通り長岡の釜たちに出会うことができましたし、134号機にも会うことができ、ヨロイ戸外しもとてもよかったですアップ
また、入出区線や洗浄線の走行、転車台体験など目当て以外のイベントも思った以上に楽しく、とても充実した時間を過ごすことができましたアップ
ここまででも十分満足できる内容でしたが、まさか実際機関車に乗車、それも運転台に座ってマスコン、ブレーキを動かすことまででき、本当に最高の経験をさせていただきましたビックリマークアップキラキラ
EF64 1030号機に乗れたことは、とても大切な思い出ですビックリマークアップキラキラ
最高のイベントを開催して下さった長岡車両センターの方々に感謝ですねアップ
さて、長岡車両センター見学会2021はこれで終わりましたが、実はこのあとも新潟地区の列車に色々乗ってきたので、次回はその様子を書きたいと思いますビックリマーク
ではまたアップ

OLIVE