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今日はNゲージ鉄道模型、ガソリンタンク貨物列車の話です。タキ43000を中心にタキ1000、タキ35000が繋がります。このうちタキ43000を整備することになりました。

 

まだ整備中ですが...ED75 109(KATO 3075-1 一般形改造車)が牽引しています。東北本線 黒磯~郡山間でよく見られた姿をイメージです。機番シリーズ記事に沢山写真が出て来ますが、腹部が膨らんだタンク車がズラズラと繋がる貨物列車、イモムシみたいです(笑)。右側、編成端の車両にはエアホースを付けたりしました。

 

KATOの8013タキ43000は歴史が長いです。左から右へ..新しくなっています。50周年記念誌には1985~94年の製品とされていましたが、私の持つ最古のKATOカタログ(1983年)に既に写真付きで掲載されていますのでもっと古いと思います。私の持つ車両もかなり古いものが混ざっている筈です。

 

古い車両ながら形式や常備駅表記などしっかり入っているんですね。上記1983年印刷のカタログからも表記が入っているのが確認できます。KATOさんはこんなに早くからしっかりした印刷技術を持たれていたんですね。

 

ここまでしっかり印刷がなされているんですが、車番とガソリン専用表記の下に”燃32”の表記(化成品分類番号と言うらしい..)が無いんですね。車番も長いことタキ43135ばかりで重なっていました。社紋、社名表記も付属のシールを貼っていましたが、古くなって色褪せボロボロです。この状態を何とかしよう が今回の趣旨です。

(化成品分類番号は1979年から表記開始だったそうです。もしかしてそれ以前の設計??)

 

一部車両はだいぶ前に改番などもやっていたんです。レボリューションファクトリー(以下RLF)のインレタ、燃32表記付きです。しかしタンク車特有の曲面形状への転写が難しく、また写真のタキ43185のように社名シールを低い位置に貼ってしまったものは、予備のシールが無いのでその下に転写せざるを得ず、”燃32”と換算表記が被っちゃっている なんてことにもなってました。それで改番は中断し、長いこと放ってありました。

 

後から買った8013-6 ハイフンナンバーが付いた製品が1両だけ居ます。こちらは車番がタキ43266へ変わり、社紋、社名も印刷で入っています。これは弄らずでOK、残る10両が整備の対象です。

 

今回、意を決して社名、社紋シールを剥がしました。写真のように剥がしただけでボロボロと粉になって落ちていくようなひどい状態でした。シールは全く手に入らないので自作します。個人で楽しむ、かつ手に入らないもののフォローに限って使います。作り方など詳細は省略します。

 

各車インレタ転写です。タキ43000インレタ、以前はRLF No.565でしたが、買い足したNo.7019も使います。糊など日々進歩があるのでしょうか?、随分転写性が良くなったように思います。インレタに用意されている車番では全然足りないので、写真のように一部を除いて転写し、バラ数字を入れて別番号に..みたいなこともやって車番を散らします。

 

今回はタンク体全体にクリアー塗装をかけています。私がこれをやるのは初です。タキ43000は丁度腹の出っ張った所に車番があるので、もしコケたらすぐに擦っちゃう..改番車のインレタが痛んでいたケースが多かったので、最改番を機にやってみました。奥のタキ35000にも改番車には塗装かけています。フラット、セミグロスクリアーが基本ですが、一部つや有も入れたりしてゴチャゴチャ感を出しています。右のグロス調はタキ43600としましたが..

 

半日ほどでタキ43270へ最改番😅、43600台はタンク上部手すりの形状が違うのに気づいたのでこうしました。元々タキ43000トップナンバーとしていた車両からの改番です。以前転写した状態が良かったので、インレタ節約も兼ねて部分改番対応しました。なぜトップナンバーを止めたのか..は続編で書くことになると思います。奥はインレタ転写し直し、つや消しで仕上げたタキ43185です。

 

編成端車両にはMicroTrainsカプラー、軸の太い中空軸車輪を使います。セキ6000の時と同じ考え方です。連結器両脇にプラ板を貼って塗装し、0.4mmの穴を開けてエアホース(銀河モデルN-105)を付けています。反射板はKATOコキ106のパーツをゴム系接着剤でくっ付けています。

 

白いのが貼り付けたプラ板、接着剤が乾くのを待つ間に撮影していました。薄いだけでなく奥行きも無いのでキワドイ作業でした。またMicroTrains#1025カプラーは矢印の部分を切ってねじ止めしていました。これもキワドイ事やってました😅。貨車は床板が薄く、ビスの先端が突き出しちゃうので最近は接着剤を使うことが多いですが、こりゃビス止めじゃなきゃダメ みたいです。

 

色々ありますので続きはまたの機会に..

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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