【4月 カシオペア紀行】〜初めて展望スイート乗ってきた〜 | 乗り鉄パウエルの気ままなブログ

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どうもパウエルです。

4月のお話。(いつの話ししてんだよってツッコミは心の奥底にしまっておいてください笑)

 

カシオペア

 

って聞けば鉄道ファンでなくても反応するほどには一般の人々にも知れ渡る列車かなと思います。

 

上野と札幌を結んだオール2階建・オール個室・オールA寝台のJR・平成生まれの豪華寝台特急

 

2016年に定期運用(正確には臨時列車扱いですけどw)を終え、2017年には北海道乗り入れが終了、それ以来長らく本州の上野から青森・盛岡を結ぶカシオペア紀行として走ってるわけですが...

 

まぁみなさんご存知の通りカシオペア紀行は完全ツアー列車化されていて、定期時代の時のような値段では乗れない列車になってしまいました...

安いものでもカシオペアツインに片道乗るだけで7,8万円ですかね。

 

僕自身カシオペアは定期時代に札幌行きツインで一度乗車経験はあるのですが...

まぁその際に思ったのが「2人でツイン乗ってこれにA寝台料金は微妙だな」と。

 

まぁカシオペアに関する評価を書いているとたぶん長くなるのでそこは割愛。

 

しかしまぁ色々思うところあって現行のカシオペア紀行に乗るなら以下の条件を僕の中で設けてました。

①カシオペアスイートであること。

②夕食・朝食はお弁当ではなく食堂車で。

③青森行きか信州行き、もしくはそれ以上の区間であること。

 

理由は単純で...

①はツインは少し手狭であるのと車内の座席転換でないちゃんとしたベッドで寝てみたいから

②は食堂車が大好きだから

③は早起きが苦手だから

 

とまぁそんな条件つければ必然的に値段は釣り上がるし、予約は取れにくいしで長らく乗車機会が作れずにいました。

 

 

こっからが本題

 

そんな中4月によくお世話になっている方から「秋田行きのカシオペア紀行、展望スイートが取れたから乗らないか?」とお誘いをいただきました。

 

秋田行きといえばまぁ年に1度あるくらいのレアな延長運転。そして部屋は誰もが憧れる展望スイート!

 

とはいえお金工面の問題もあって二つ返事で行くとは言えなかったのですが、まぁなんとか調整をつけて展望スイートに乗せていただくことになりました!!!

 

ということで4月9日

 

ツアーですのでまずは受付を。

受付にてツアーの参加証やら案内やら諸々を受け取り、改札内へ入場。

改札内で色々買い物をしたのち、13番線へと向かいます。

 

コロナ対策もあって13番線はツアー客のみの空間となっていましたのでゆっくりと入線を待ちます。

 

15時過ぎ

上野駅定番の推進回送にてカシオペアが登場

 

乗客として眺めると高揚感もひとしお♪

 

入線してから扉が開くまでにはいささか時間があったのでまずは外観を撮影して回ることに!

 

この日の牽引機はレインボー釜として人気のEF81 95!!

田端のEF81というか、EF81全機の中で一番好き仲間なのでもうこれだけで気分は最高潮に!w

 

 

 

電光掲示板にはしっかりと「カシオペア紀行 秋田行き」の表示が出ていました。

 

そうこうしているうちに扉が開いたので車内へ!(荷物も重かったのでねw

 

目指すは最後尾1号車の一番奥の部屋。

 

誰もが憧れる1室限定の特等席

カシオペア 展望スイートです!!

 

入ってまず思ったのが「広い!!

 

ベッドが二つと奥には最後尾に向けられたソファ、そして湾曲し車体側面まで伸びる窓

 

トワイライトエクスプレスの展望スイートにも一度立ち入ったことがありますが、あれとはまた雰囲気が全くと言っていいほどことなります。

トワイライトエクスプレスの展望スイートはクラシカルできらびやかな豪華な造りをしていますが、カシオペアの展望スイートはそれとは対極に位置するほど対照的な内装と言ってもいいでしょう。

カシオペアの展望スイートモダンでスタイリッシュで洗練された明るく開放的な空間に仕上がっています。

 

トワイライトかカシオペアかこれはほんと人によって意見がきっぱりと別れるくらいには別空間です。

 

15:40

列車は定刻で上野駅を発車!

いよいよ流れ行く後面展望を独占できる旅の始まり...

 

尾久では踊り子から撤退したばかりの185系なんかも見えたり♪

 

発車をすると程なくして部屋の扉をノックする音が...

上野車掌区の方が挨拶と記念品を持ってきてくださりました!

 

写真右下のクリアファイルが記念品。

ファイルの中には缶バッジも入っていました

 

また写真に写ってる記念写真用のボードを持っての記念撮影もしてもらいました♪

 

僕も、そして誘ってくれた方も非常にお酒が好きなのでもう開幕速攻、乾杯ですw

 

写真にも写っていたのですが、カシオペアのスイートにはウェルカムドリンクとしてウイスキーと白ワインが用意されています。

ただせっかくなら最初はシャンパンないしスパークリングがいいよねという合意のもと、まずは上野で乗車前に購入したスパークリングワインを開けることに!

 

ちなみにウェルカムドリンクはこのご時世で上野駅入線の時点でセッティングされていました。

 

包装が可愛いというのとカシオペアがかつて北海道に行っていたということでこちらのスパークリングワインにてまずは乾杯♪

 

しばらくはずっとお酒呑みながら流れゆく車窓をつまみに談笑を。

スイートにはウェルカムドリンクが用意されていましてメーカーズマークのウイスキーも♪

 

そしてあたりがすっかり暗くなった頃列車は黒磯駅に停車

それと時を同じくして車内放送にてディナータイム開始の案内が流れました♪

 

ということで僕らもダイニングカーへと移動!

待ちに待った食堂車での食事がはじります♪

 

最初の一杯はやっぱり生ビールで♪

カシオペアのビールはヱビスなのはほんと嬉しい限り!(ヱビス派の人間です。こんばんは。)

 

夕食はフランス料理のコースです。

僕が以前札幌行き時代に乗った時もフランス料理は注文していたので2回目となりますがカシオペア紀行になってからしばらくしてメニューはリニューアルされていますので現行メニューは初めていただきます!

 

まずは前菜!

個人的には新メニューの中でこちらが一番楽しみでもありましたw

 

一番のポイントはこのカシオペアの車体カラーリングをイメージさせる虹!!

 

以前、鉄道博物館のイベントでカシオペアなどJR東日本の食堂車メニューを監修されてる五十嵐シェフの講演会を聞いたことがあるのですが、それを思い出しながらこのプレートをみるとそーゆー意図があってこの盛り付けなのか!って思わされますw

ま、具体的にどこらへんかは...割愛!w

 

前菜が終わると魚料理、肉料理と続きます〜

 

前菜に比べると大きな変化はないもののメインも細かな違いや盛り付け方に違いは生まれましたね。

 

メインの時は生ビールも呑み干したのでスパークリングを。

 

そして最後はシャーベット

 

 

食事を終えいったん部屋へと戻り、ついでに車内販売でアイスを購入し少しクールダウンw

 

北海道にはいかなくなりましたが、車販のアイスはいまだにまちむら農場のものですねw

 

ディナー後、およそ1時間半ほど部屋でくつろぐとふたたび車内放送が。

今度はパブタイム開始の案内!

 

ということで2度目のダイニングカーへ!w

 

このご時世でパブタイムは以前と大きく変わりました。

 

以前は先着順に好きなメニューを好きなだけという形でしたが、現在は申し込み時のオプションとして販売され人数も12名と制限されています。かなり狭き門となってしまいました。

 

またオーダーもまず最初にドリンクとおつまみのプレートがセットに。

それが終わったらラストオーダーまでは好きに使い注文できるという感じです。

 

ということでまずはセットメニューのドリンクを決めます。

 

ビールやスパークリングはディナーのさいにいただきましたのでジントニックに♪

おつまみプレートもだいぶ豪勢にw

 

正直ディナー食べた後だったのと結構飲んでいたのも相まってこの1皿たいらげるだけで結構お腹が膨れ上がりましたw

 

その後は追加でカクテルを2杯ほどオーダー。結局営業終了までずっといました。

 

“食堂車”という文化が好きなので食堂車が利用できるときはずっと居座っちゃうんですよねw

 

さて、パブタイムを終えて部屋に戻ってきた頃にはすでに23時を回っていましたw

 

時間も遅いですしお酒結構飲んだのでかなり眠気が来てたので戻ってくるなりシャワーを浴び...

 

この日は日付変わるくらいには寝ました...zzz

 

ちなみにスイートのベッドは思ってたよりも硬かったですねw

 

ということで1日目はこれにて終了。

 

展望スイートに限らずこういう列車乗ったら寝る人と起きてる人分かれますが、僕は断然寝る派なのでこの日も5時間ほどぐっすりと(?)寝ました〜!

寝台列車は寝てなんぼと考えてますw

 

さて、長くなってしまったので続きそんな長くはないのですが2日目はまた別記事にしようと思います。よろしければまた続きも読んでいただけると幸いです。

 

それでは。