(帰りは機関車を見ながら)
「SLやまぐち号」の運行に先立って運行された「山陽本線厚狭〜下関開業120周年記念列車」も運行から早くも1ヶ月が経ちました.
柳井駅から下関に帰らなければなりません.「ここで降りれば良いのに」と声をかけられましたが,このような内容のツアーです.残念ですが,下関に行かなければなりません(*).
下り列車ではオロテ35 4001の次位に機関車が付き,迫力ある姿を見ることができました.
仮に電気機関車が発煙したら大変なことになります.
それでは出発します.
実は今回使用された車両の模型を持ち込んでいました.
しばらくは田園地帯を走ります.
上り同様,徳山駅では運転停車します.
戸田〜富海の光景・トンネル区間ではその乗り心地と合わせて,ブルートレインを思い起こします.
防府市区間では高架を通りますが,このようなシルエットを見るとは思いましたでしょうか?
新山口を出た後は5号車のデッキに出てみました.なかなかの絶景がここにありました.
沿線では撮影者の方も多数見受けられました.
厚狭・新下関に停車します.ちょうど夕日が差し込んできました.
幡生を通過します.幡生工場には旧型電車が2台,つまり,クモハ42001,クモハ11117の両方が存在していることがよくわかります.工場の一般公開は難しくとも,何かしらの形で再度お目にかかる機会があればと思います.
車内からEH500が見えていることがお分かりいただけるでしょうか?
下関に到着です.
(機関車側は「黄色い線の外側」です)
このようにしてみるとなかなか品格ある車両に見えてきます.
その後,周防大島に帰ったのはいうまでもありません.
この列車に関係したすべての皆様に,この場を借りてお礼申し上げます.
そして,この列車を撮影しようと集まった下関駅や柳井駅に集まった人々を見て,一つ言えることがあります.
撮影の際には全員黄色い線を踏まないようにしましょう.全員が黄色い線を踏まなければ,全員が納得いく写真を撮ることができます,ということです.
※:テーマ「【旅行記】2021/10 35系山陽本線」を作成しました.このテーマは後日目次記事・関連動画を用意する予定です.なお,5/30の当初予定に関する記事も含めています.
(*):ツアーを破棄すれば降りることは可能です.とはいえ,今後の日本旅行との関係を考えるとツアーの破棄をしたくはありません.