撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

さぬきこどもの国(2021.11.3) 高松琴平電鉄 62号車 保存車 説明看板と車内の様子

2021年11月15日 21時53分07秒 | 中小私鉄
11/3のレトロ電車さよならイベントの琴平線Last運行を撮っていた合間に、高松空港に隣接するさぬきこどもの国に保存されている62号車の説明看板と車内の様子を撮りました。
1枚目は、さぬきこどもの国に保存されている62号車と説明看板を一緒に撮りました。



2枚目は、62号車の説明看板で昨日の記事で紹介した内容です。



3枚目は、62号車の車内の様子です。



4枚目は、小さな個室状に仕切られた運転台付近です。



5枚目は、運転台上部の妻面に取り付けられていた「昭和28年 鋼体化改造 高松琴平電鉄今橋工場」を明記された製造銘板です。
今橋工場は琴平線と切り離された志度線の車両を検修する工場ですが、車体の製作のような大掛かりな工事を行っていたとは驚きです。



6枚目は、マスコンとブレーキが主体となっているシンプルな運転台の様子です。



7枚目は、扉開閉装置と放送装置です。
放送装置は実際に使用可能で、子供がマイクで話すと車内のスピーカーから声が聞こえてきました。



昨日は、さぬきこどもの国に保存されている62号車の車外の様子を紹介しましたが、本日は説明看板と車内の様子です。
休日だったので家族連れの来場者が多く、子供が引っ切り無しに遊びに来ていました。
子供たちが写りこまない瞬間を狙って車内の様子も記録することができました。

この日が最後の本線での営業運転となったレトロ電車1000形、3000形は1926(大正15)年製でしたので95年間現役を続けたことになります。
説明看板は2002年時点の記載のため仕方ないですが、実際には日本一長く走り続けた電車ではなくなっています。
62号車で実際に製造された1913年から継続して使用されているのは台枠の一部くらいで、実際には車体を含めて殆どの部品が取り換えられてしまっていると思われます。


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