北陸新幹線 金沢~加賀温泉 冬の北陸加賀越前の旅⑨最終 | ゆうとの鉄道ブログ

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ボストンバックとカメラを片手に
寝台列車に飛び乗った
遠い昔に 一度忘れた夢
深夜の汽笛

行き先も無い 終着駅も無い
夜明けさえ来ないなら

このまま乗っているつもりだ

2020/12/28~2020/12/30、緊急事態宣言が発令される直前のコロナ感染拡大の合間を縫って東京から金沢~加賀温泉~芦原温泉~三国港と北陸新幹線、北陸本線、えちぜん鉄道で巡った冬の加賀越前、極上の味覚と温泉の旅を掲載しています。
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マイナンバーカード保有で2万円の給付金、

いよいよ本格的っぽいですね。

僕はかなり前に申請していたんですが、すっかり忘れていて、、、

受け取った記憶も無し、、、。

電話で調べたら区役所に戻されてしまっているようだった。

郵送も出来るようだが、区役所付近に用事があるついでに寄った方が

早いので、今日取りに行ってきたんだけど、、、。

日曜日なのにすっごい人数、、、いや日曜日だからなのか、、、。

まあ待つは待つは、、、で時間かかるし、

しかも凄い密になってるし、減ってるといっても感染も気になる。

最初は給付金3万のニュースがあったが結局は2万になりそうだが、

ほんと申請する人が多いねえ、、、。

まあもちろん2万でも貰えるならありがたいものですが。


という事で前回からの続きです。


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旅の3日目の最終日、えちぜん鉄道三国芦原線の三国港(みくにみなと)駅で人生最高の美味しい越前ガニをいただき、東尋坊へ観光予定も天候悪化で断念、あわら湯のまち駅まで戻りました。



ここから大きい荷物を置いてあるJR芦原温泉駅までは来た時同様に路線バスで移動します。時刻は14:26、東尋坊への観光を断念したことで空いた時間をどう過ごすか、、、。



しかも、帰りの北陸新幹線は最終日をゆっくり満喫できるように最終の21:00発の切符を取っていて、まだ6時間半も時間があるので、温泉に入って海鮮食べて、、、などとこの時は考えていた。



重たい雲行きのJR芦原温泉駅に到着し、コインロッカーから大きな荷物を回収、その足で駅構内の観光案内所を訪ねるとこの時すでに大事態が起きていることを知る( ̄_ ̄ i)



金沢付近の天候が激変、数年に一度の大雪警報が発令され、すでにここ芦原温泉駅も北陸本線上下線で列車が止まっており身動きが出来ない状態( ̄□ ̄;)!!  最悪の事態となったんだ、、、、Y(>_<、)Y
どれだけ遅れるか、、それどころか動くかもわからないが、とりあえず次に出る14:48発金沢行きの特急サンダーバード23号の切符を買い、ホームへ向かうことにした。



問題なのは金沢発東京行きの帰りの北陸新幹線だ、、、観光案内所の方に21:00まで待っていたらこの先の大雪で運休になる可能性がかなり高いとの事、、、、。



この日が12/30じゃなかったらもう一泊を考えない事もなかったが、この日に大雪で運休となれば翌12/31大晦日も列車が動く保証はない。さすがに年越しは自宅でゆっくりしたいし、何よりも東京の感染者数が初の1,000人台に近づき、日ごとに劇的に増加している背景がある。



15:11、なんとか北陸本線は動き始めたようだが14:48発金沢行きの特急サンダーバード23号はこの時点で25分遅れ、、、∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



そして15:16、27分遅れで特急サンダーバード23号入線。雨が強く降り出してきた、、、やがて大雪に変わる注意報が現実として重たくのしかかる、、、。



金沢まで約28分の乗車なので、大きな荷物は網棚に乗せず足元のまま。しかし残念だ、、、21:00までゆっくり北陸を楽しみたかったが金沢からは大至急帰路につかなければ年内に東京へ帰れない危険性がある。



そうそう、買っている帰りの切符は金沢21:00発のかがやき518号東京行きの最終列車、問題はこの切符が約50%割引のえきねっと発券の「トクだ値50」で買っている事だ。



約50%割引の為、この「トクだ値50」は乗変が出来ない、、、しかも切符を紙で残したいのでログイン上のWEB切符ではなく、切符として発券しているのでキャンセルしても当日だとほぼ、戻らないんじゃなかったかな、、、。



そんなことを考えていると車窓には金沢が近づくにつれ徐々に雪景色へ、、、、。うわ、、こりゃあマジでやばいな、、、。



そして結局30分遅れで15:58、終点の金沢到着。かなり焦っていたがとりあえず駅名標は撮っておかないとね。



芦原温泉駅ではゆっくり撮影できなかったので、特急サンダーバード23号の683系も少しだけ撮影。この北陸本線では681系に2回乗車、3回目にしてやっと683系に乗車したことになるね。



そしてこの後速攻で金沢駅のみどりの窓口に駆け込んだのは16:10、この時絶望感でいっぱいな僕にラッキーが起きたのだ。



まず北陸新幹線の運行状況だが、この先の予報や線路の状況からしてもこの後約2時間までは運行を決めているようだ。なので一番長くここ金沢に滞在できる切符、17:55発のかがやき514号の切符をゲット( ̄▽+ ̄*)  しかも大雪のための特別処置で無償で乗変扱いへの神対応。



本来の予定より3時間5分旅が短くなってしまったが、この時点からあと1時間45分ここ金沢に滞在できる時間を得る事が出来たのはこの状況からは奇跡に近い。



そうなるともうこの選択しかないでしょうね、時間を無駄にせず迷わず動くには、いつも仕事で金沢に来ては何度も立寄る金沢駅ビルの金沢百番街あんと西にある廻る富山湾「すし玉 金沢駅店」さん。 


この日のお昼は遅く、14:00頃に最高の越前ガニをいただいてからまだ2時間半しか経っていないがそれでもせっかくの北陸、旅の中での僕の食欲は確実に異常なものだ。



のどぐろ、白海老とまずは北陸富山ならではの最高な極上の味覚をいただく( ̄▽+ ̄*)



ホタテもこの時期は美味しいんだよね。



鮪三種ですねえ( ̄▽+ ̄*) さっきまでこの旅最大のピンチな状況に居て、一転してこの状況下なのでそりゃあもう美味しいのなんのって話ですよ。



これはどこ行っても確実に注文しちゃいますね、、、個人的に大好物な煮穴子。山葵と甘だれでいただくのが最高です。



リースナブルなチェーン店の蟹軍艦とは比較できないレベルの本格的なズワイガニが最高です。



ウニも色がとても美しい、最高の味でしたよ。



しかし最後にアンラッキーY(>_<、)Y  この旅何度も食した香箱ガニだが、、、、これを楽しみにしていたんだけど、、、、香箱軍艦、、、売り切れ。



さてさて、最後に北陸の冬の味覚を充分満喫して時刻は17:17、いよいよ金沢を後にする時がやってくる。寂しさを募らせながら北陸新幹線の改札へ。



そして新幹線ホーム、旅の終わりがじわじわと虚しい気持ちにさせる時間帯。それほど長くない2泊3日の旅、それでも軽く疲労は来てる頃なのでまだ旅の中に居たいのかなんとも言えない気持ちでもある。



乗車するのは17:55発かがやき514号、あと35分で列車は発車。きっとその瞬間に旅の終わりを痛感するんだろうなあ。



伝統の金箔が使われている金沢駅新幹線ホームの柱。そういえば金沢に到着したときには撮ってなかった気がして撮影。



ホームからわずかに見える金沢駅前の雪の様子。この時点では思ったほど積もってはいないが、この後はほんとにヤバいだろうねえ運休が。



やがて17:55発かがやき514号のE7系が入線。W3編成って見えるねえ、、、肉眼ではきっと見えてないだろうけど、、、。



なので当然E7じゃなくW7系ですね。



乗車するのは4号車なんですけど、、、4号車の電光サボが遠かったんでしょうね(笑)3号車で撮影してます(汗)



そしていよいよW7系、かがやき514号乗車。さっき書いた旅の終わりを実感するなんて気持ちは何処へやら、帰りの北陸新幹線乗車を楽しむという最後のイベントの始まりです。



W726-203ってシールかな、型式プレートが最近の車両は必ずあるからついつい撮っちゃいますねえ。



いつも仕事で金沢へ来るときも、帰りの北陸新幹線はガラガラなことが多い。この時も僕以外に数名、、、年末だからか、コロナだからか、何となく寂しさを抱えながら4号車3番E席の座席へ身をあずける。



適度な疲労感に包まれ、旅の思い出を振り返りながら最後の鉄道旅を楽しむ。お供は缶チューハイとさっき買った北陸味匠 富山吟撰堂の白えびせんべい、これ最高だねえ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



足元のコンセントで色々な機器たちの充電、これほんと助かるよね。



18:37、糸魚川。ここでは雪は止んでるように見えるね。



その後うとうとと睡魔に身を任せながら19:10、長野着。ちょっと見えにくいけど雨に変わってる感じかな、、、。もうここまでくれば金沢の数年に一度と言われる大雪警報からは逃げ切った感があるね。



結局最後までお隣は来なかったので、ゆったりとシートを使わせていただき心地よいW7系の揺れと缶チューハイで気持ちよく夢の中へ。



そして20:25、定刻より数分遅れて終点の東京駅へ到着。一時はどうなるかと思ったけど、まずは12/30のうちに東京へ帰れて一安心という気持ちが旅の終わりの寂しさより強かったのを覚えてるなあ。



という事で冬の北陸加賀越前の旅、これにて終了です。

東京駅に到着したこの日、東京の感染者数は約1,000人、

今にしてみればこの後これの5~6倍に膨れ上がるんだけど

この時は初の4桁だったからほんとに恐怖だった。

まあ、緊急事態宣言は出ていないにせよ外出自粛期間での

旅だったので自業自得ですが、、、。

また、今回は旅の始まりのここ東京駅でいつもの旅の友人

が、急な発熱によりリタイヤを余儀なくされ僕のひとり旅

のようになってしまいましたが、、、、

GoToの再会を待って、またリベンジの旅を企画したいと

思っています。

もちろん、その時の感染者数をちゃんと考えて行きますけどね。


何はともあれ、結果的には今回もまた素晴らしい旅となりました。

体が自由に動くうちは、こんな素晴らしい旅をまたしていきたい

って、ほんと強く思います。


という事で、ではまたの旅で。


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