アートを楽しむ観光列車「ラ・マルせとうち」の乗車記です。
前編からの続きです。
■アートな駅は続く
アートな八浜(はちはま)で、のんびり猫と戯れていると出発時間が近づいてきました。
 

 
時間が近づくと、車掌さんが鐘を鳴らして合図してくれます。
 
 
八浜駅を出ると、次は常山(つねやま)
この駅もアート化されていますが、高速で通過したために写真も撮れませんでした😅
 
アートな駅はここまで。
次の迫川(はざかわ)では列車交換のため、3分停車します。
 
JR西日本様、ここで3分停まるなら、常山駅で減速できますよね🙄
 
 
アートな駅ではないと書きましたが、エステル・ストッカー氏のデザインではないというだけ。
待合室には、地元の学生さんが県天然記念物の大山桜を描いた作品などが並んでいます🎨
 
このあたりの車窓には、干拓した水田が広がります。
 
 
茶屋町(ちゃやまち)の手前で、瀬戸大橋線と合流。
ここからは高架区間で、線路も立派です。
 
 
■車内販売
La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」の2号車には、車内販売カウンターがあります。
 
乗客は3人だけですから、アテンダントさんも手持ち無沙汰😅
 
 
利用が少なくて、車内販売が廃止されてしまうといけないので、少しですが売上に貢献すべく、岡山ピーチサイダー(330円)を購入。
 
こちらは、岡山の白桃果汁に山桜のはちみつを加えた炭酸飲料で、冷え冷えの状態で提供されました🥂
 
 
そして、ボールペン(820円)も購入。
こちらは、アテンダントさんも使っているとのこと。
そんな会話も車内販売の楽しみですね。
 
 
網棚の上には「児島デニムのトートバック」も飾られていました。
 
 
草間彌生先生のカボチャもありますね。
 
 
■最後の停車駅
この列車、時刻表には出ていない駅で停車するのが特徴。
前編の八浜駅で6分間、そしてこちらの早島(はやしま)で8分間停車。
 
車掌さんに断って、駅前に出させてもらいました。
 
 
車内販売の営業は、ここ早島駅で終了となります。
 
 
なんせ乗客は3人しかいませんので、運転士さんや車掌さんものんびりとした感じです。
(もちろん、仕事はキッチリされています。)
 
 
最後に、車内のアート作品を眺めたりしていると、程なくで終点の岡山駅。
 
 
岡山駅には、「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」のオブジェと、自転車組立用のデッキがあります。
 
 
本来の乗り方としては、宇野港から直島へフェリーで行って、「映え」や「アート」に浸るのがベストなのでしょう🙄
 
はやぶさこまち観光列車ブログからJR西日本様への提案として、今後は、JB本四高速様が行っている「せとうち美術館ネットワーク」とタイアップして、期間限定で美術館がある駅を結ぶような運行も期待したいです。

 

日にちによって走る路線が変わりますので、ご計画の際には最新の情報をチェックしてみてくださいね😉
 
↓日曜日に岡山~尾道・三原間で運行している「ラ・マルしまなみ」の乗車記もご覧下さい。