ＫATOのＩＲいしかわ鉄道に続いてＴＯＭＩＸからもＩＲいしかわ鉄道が発売されました。ＴＯＭＩＸは３次車ということで、ライト周りなどボディ形状にも違いがある５２１系となっています。
まずは前面形状です。同じ５２１系と思えないくらいライト周りがことなっていますが、右のＴＯＭＩＸの方が貫通扉に渡り板がありグレートなっています。実車はボディカラーなのでＫATOの方が正解となります。スカート形状は３次車から形状が変わっているのでこれであっていると思います。窓ガラスや屋根のカーブは形状の違う車両なので比較は難しいですが、ともによくできているかと思います。
そして前面サイドを見ていると、奥のＴOMIＸの方が明るいステンレスな感じで、運転台周りの強化部分との色の違いがはっきりとわかります。転落防止幌はデザインが異なっているの比較は難しそうです。
屋上機器はほぼ同じですが、ＫATOのほうが碍子パーツが白くリアルに見えますが、両社とも細かく表現されています。
連結面はＴOMIＸはアーノルドカプラーになっているので、こちらはＫＡＴＯの方がいい感じになっています。藍色のラインですが、ＫATOは扉上で切れてしまっているので、この表現はＴOMIＸの方が正しいということになりそうです。ともにいい点と改善点がある５２１系ですが、模型としてはとてもよくできています。５編成のＩＲいしかわ鉄道が３編成もそろい併結、すれ違い、あいの風とやま鉄道に乗り入れなどいろいろ楽しめそうです。
デザインの好き嫌いはあると思いますが、個人的には３次車もかっこいいですが、２２３系顔の５２１系の方が元祖５２１系という感じです。
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