La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」は岡山駅を拠点に運行している観光列車。
曜日により行先が異なるのが特徴です☺️
 
おおむね土曜日は「ラ・マルせとうち」として、宇野線を宇野へ、
 
日曜には「ラ・マルしまなみ」として、山陽本線を尾道・三原へ、
 
祝日には「ラ・マルことひら」として、瀬戸大橋を渡って琴平へ、
 
今年からは不定期ですが「ラ・マル備前長船」として、赤穂線を日生へ運転されています🚃
 

 
La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」とは、フランス語で旅行鞄という意味で、列車の窓枠が旅行鞄で縁取られたデザインになっています。
 
 
ヘッドマークは、行先によって異なっています。
今回は、当然ですが「ラ・マルせとうち」仕様になっています👍️
 
 
■車内
列車は2両編成で、すべてグリーン車指定席扱いですが、通常のリクライニングシートと、窓向きのカウンター席があります🍀
 
せっかくの観光列車なので、カウンター席に座りたいところですが、椅子が高くて、床に足がつかないので、なんとなく落ち着かないです😂
 
 
座席のヘッドレストカバーや番号表示は、バゲージタグ(荷物札)をデザインしたものです👜
 
 
リクライニングシートには網棚がありますが、カウンター席の上は網棚ではやく、本棚になっています。
 
よほど背が高くないと、手に取ることはできません😭
 
 
La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」には自転車を持ち込むことができるのですが、あまり持ち込む人がいないのか、ディスプレイ用の自転車が飾られています。
※自転車を持ち込むには、指定席券を購入した際に、別途専用のチケット(無料)が必要です。
 
 
自転車の手前にある棚をよく見ると、旅行鞄の形になっていますね。
 
■宇野駅
ラ・マルせとうち」は午後の宇野→岡山の方が空いているようなので、宇野(うの)までやってきました。
 
駅舎は、2016年の瀬戸内国際芸術祭の際、イタリア人のエステル・ストッカー氏の手によって、ミイラのようなデザインになりました。
 
 
駅のところどころには「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」の装飾も見られ、フォトスポットにもなっています📷️
 
 
ゴミ箱まで、ラマル仕様です!
 
 
■出発進行!
宇野から岡山までの1時間。
この日の乗客は2両で3人だけ。
好きな座席に座り放題です🙌
 
 
宇野駅を出て1つ目は、備前田井(びぜんたい)
この駅も宇野駅と同じく、エステル・ストッカー氏によってアート化されています。
 
ダイヤに余裕があるはずなのに、なぜか列車は高速で通過💦
 
 
あまり見どころも多くない路線なので、少しくらいは徐行してくれても良いと思いますけど。
 
観光列車としては残念な感じを受けながら、2つ目の八浜(はちはま)
八浜駅では6分間停車し、乗客はホームに降りることができます。
 
 
この駅もアート化されていますので、車両とのコントラストを楽しみながら写真を撮るにはピッタリです😉
 
 
跨線橋の上から、ホームの待合室と絡めてみました。
乗客が少ないので、ホームにはほとんど人影がありません。
 

 

白と黒のコントラストを眺めていたら、どこからともなく現れた猫。

 

八浜駅のカラーリングに合わせて、白と黒です😂

 

 

ネコ駅長のような設定ではなく、自然に現れたのがいいですね!

 

猫と遊んだりしながら、まったり過ごすことができました。

こんなゆったりした時間も、観光列車ならでは楽しみですね。

 

後編では、車内販売と岡山駅までの行程をご紹介します👋