こんにちは。

今日はED75機番シリーズNo.135-2、ヒサシ付き84号機の後半です。一旦廃車から奇跡の車籍復活を果たした機関車、前回に続引き続き貨物列車を元気に牽引する姿が見られました。

 

今頃の季節の撮影、西日を浴びて高速貨物列車を牽引して行きます。重連の前ソが”シロ”だったからこのアングルだったかも..ですが😅、ヒサシ付きの赤い車体が映えました。”7-4 郡山工”の全検表記が見られます。

1998/11 東北本線(以下同様) 三戸-目時 3060レ

 

84+85号機、連番重連が行きます。どちらも”車籍復活機”同士、古豪が95km/h運転の重そうな高速貨物列車を牽引して行きました。上り坂区間、唸りを上げての通過だったと思います。カバーの無いメカニカルな床下機器が2両並びました。

1999/08 金谷川-松川 3060レ

 

下からドンと見上げて..ヒサシが強調されます。2000年に現在の仙台総合鉄道部へ移転でしたが、この時点で既に[仙貨]の区名札が入っていました。

1999/10 三戸-目時 3092レ

 

84+129の重連、田植え前の水鏡でした。曇っちゃってイマイチ映えませんでしたが..

2000/05 日和田-五百川 3081レ

 

84号機先頭のナナゴー三重連がたった4両のタンク車を牽引...ですが、3両目はパン下げの次無動です。1029号機だったかな?模型で再現するのも面白そうな編成です(笑)。

2000/09 松川-金谷川 5665レ

 

木々が色づきを増すころ、ワムハチ主体の車扱貨物列車が行きます。面は潰れますが紅葉は映える..好きな光線でした。貨車の前2両はタキ7900かな?保温キセが付いたラテックス専用車、タンク下側が抜けて見える、あまり見ないスタイルでした。

2000/10 目時-三戸 5261レ

 

雪景色を行く84+76号機、これも車籍復活機同士の重連でした。真冬なのに76号機の貫通扉は開きっぱなし..(笑)。重連総括制御ですから次位機に人の姿は無かったと思いますが、見るからに寒そう..。84号機はステンレス帯に傷が入っちゃってました。

2001/01 小繋-小鳥谷 3095レ

 

郡山までのタンク車扱列車を牽引です。タキ35000や43000に交じって、スカイブルーの帯を巻いたタキ1000が混ざり始めていました。そういえば84号機には貫通扉窓の”感電マーク”が終始入らず、オリジナルの国鉄型ヒサシ付...良かったですねー。

 

残雪残る吾妻連峰を背に車扱貨物を牽引する144+84号機の重連です。色々な貨車が繋がった国鉄の匂い漂う貨物列車でした。

2001/04 金谷川-南福島 5665レ

 

朝の重連の先頭に立って颯爽と行く84号機、いい顔立ちです。しかし引退の日は迫っていました。

2001/05 東白石-北白川 4081レ

 

上の写真の翌日、上り高速貨物を牽引して黒磯をめざず84号機です。これも前シロだったから貨車との連結面を撮影したんでしょう。全検表記は(平成)7-4のまま、6年以上経過していました。再び全検を通ることは無く、これが最後の撮影になりました。

2001/05 白坂-豊原 3088レ

 

84号機はこの年の秋に廃車になってます。

国鉄民営化を前に一度廃車になってから89年に奇跡の車籍復活、以後全検2周期分12年に渡って元気に貨物列車を牽引し、活躍する姿が見られました。

 

機番表です。白抜きの機番はUp済です。サイドメニューのテーマ”機番シリーズ”をクリックいただくとこれまでの記事が一覧表示されます。ヒサシ付(74-100)、一般形(101-160)、1000番台、700番台、番外編と5テーマを設定しています。

 

以上ED75 84 機番シリーズNo.135、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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