先に側板を固めると何か不自由はあるもの? | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

最近人気の急行列車を作ってみよう! その31

 

またまた戻ってまいりました急行シリーズ(笑)

 

さてさてお立ち合い

ユニットサッシをつけたところでただの紙でなくなり

裾を絞った段階で平板ではなくなり

多少は進んでいたとはいえ

箱状に立つインパクトに比べれば

小さいと言えるかもしれません。

 

今日はいよいよ車体に近付きます!

用意しましたのはホームセンターで買ってきた

10mm厚の発泡ゴム板と、

裾の件でも登場した10mmのステンレスパイプ。

それにいつもの定規改造の丸め道具です。

2.0mmのピアノ線は裾の丸めには少々不適でしたが

屋根の丸めにはいつも非常に重宝しています(^^)

 

ここで先に作ってあるモハをひと眺め。

こんな感じかな、というイメージを確かめておきます。

とか何とか言って、

こうして出来上がったものを並べることで

早く相方も作ってやりたくなる、という

気持ちの問題でもありますけどね(笑)

 

作業はいたって単純です。

丸めたい部分に棒をコロコロと転がしながら

徐々に力を入れていきますと

いずれ少しずつゴムに押されて丸みがついていきます。

これは思ったより気長な作業です。

こんなに柔らかい板の上で

結構な力を入れて転がしても

そう簡単にフニャッとは丸まらないもの。

 

初めてなさる方は

こんなのでうまくいくのか??

と、疑問に思ってしまうかもしれませんが

ここで画用紙や厚紙みたいに

簡単に丸まってしまうようでは

それが崩れるのも簡単という事にもなりますから

薄くても丈夫な車体を作るには

これくらいコシのある紙が適する、

とご理解いただければいいでしょうか。

 

コロコロとやっていると

内張りの接着不良もいくらか発見されましたが

端から全体的にくっついていないならともかく

最早これ位ならスルーしてもいいと思います。

いずれにしても後程

ダクダクに瞬間接着剤を流す部分ですので

問題ないはずです。

 

中央部分の丸めは

とりあえずこんなもんにしておきましょうか。

少し丸めすぎですけど

戻すのはいたって簡単ですし

Rの強い端の部分をいじるうちに

自然と戻ったりするものです。

 

その端の方に関しては

力の入れやすい真ん中よりも

さらに粘り強く、少しずつやっていきます。

平らな側板と接する部分ですので

満足に棒を転がせないのも少しやりにくく、

少しずつ棒をずらしながら

一か所に力が入りすぎないように

適当に押し続けました。

とりあえず、多少なりとも丸まってきたらOK。

 

いくらやっても変化を感じなくなったら

細い丸棒に変えて押し続けます。

細い棒の場合は

そのままではしなって力が伝わらないので

絶対にしならない硬い板にくっつけて道具にした、

というのがこの定規とピアノ線の道具です。

 

真ん中よりは少し強めのRがついてきたら

あとは手で少しずつ曲げていきます。

ある提訴の丸み癖がついてくれば

折れてしまう可能性も低いと思いますが

急にえいっと曲げると折れ目が入って

以後の丸めがやりにくくなりますので

あくまでも少しずつ慎重に、がモットーです(^^)

なお、裾を持って曲げると

強度の弱い窓穴まわりから

クニャッと曲がってしまう恐れがありますので

必ず窓の上を持つように注意しました。

 

・・・ふう。(^^;

まだまさに見えますけど

意外とこれがゴール間近なんです。

何故なら、

カドの部分がちゃんと出始めているからです。

 

もみながら鋭角に丸めていき、

こうして少しずつ曲げを強くしていきながら

最終的に雨樋の印刷のラインから

屋根がクルッと立ち上がるように調整し、

 

気が済んだら完成と相成ります。

車体断面が確定するのは

妻板を合わせた時と相成りますので

今は厳密には正しいかどうか不明ですけど

まあ、長年見慣れた近郊形の姿に見えるので

そう遠くもないと思います(^^)

平らな紙が立ち上がった記念日。

もう少しかっこいい、

それらしい角度から一枚撮っておけば良かったな(笑)

 

ちなみに標題の件。

側板は硬い方が屋根は丸めやすいのではないか?

と、今日作業しながら思ったのですが

皆様は如何でしょうか?

 

私の場合は確固たるポリシーはなく、

今のところはその時の気分で

色々な手順を試している感じなんですけど

 

固める前の、外板のみの状態で丸めると

側板側に紙を貼り重ねた段差が無いので

屋根の立ち上がりのところまで棒が転がせて

少し丸みをつけやすい印象があります。

 

一方、先に側板をある程度作っておくと

端の丸めは少し大変ではあるかわりに

側板がヨレる心配がほぼ皆無な印象で

特段の注意や修整をしなくても

平面部と曲面部をくっきり分けやすい、

という気がします。

 

どうなんでしょうね?

たぶん答えは・・

 

「時と場合と人による」

 

なんでしょうね。

答えになってない?

いやいや(笑)
 

 

それでは、

明日はクハ455の方も進めたいと思います。

ではまた(^^ゞ

 

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