こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型 パレット式荷物客車兼貨車という不思議な形式、ワキ8000についてです。KATOから発売予告のあったワサフ8000に絡んで、先行追加整備を行いました。

 

私の所には現在ワキ8000 3両(1両予備車)、ワサフ8000 1両が在籍しています。写真の客車2両目がワサフ、3両目がワキ、4両目はマニ44です。ED75 150(KATO 3075-1 一般形改造車)牽引の東北本線の荷物列車 急荷35レ編成です。(以下リンク記事に編成表など載せています。)

 

 

さて、上記客車4両目、ワキ8000のところ、マニ44代走という形にしています。所定ワキ運用の所にマニ44が繋がっていたって実際見たことがありますし(東海道急荷38レ)、東北本線の荷物列車にもマニ44を入れてみたかったというのもあるのですが、

この予備車 ワキ8959に見劣り感があったのが大きいです。KATO製ですが中央の側扉2枚を交換し、インレタ入れ、台車もTR223へ換装しています。

KATOから品番8024 ワキ8000は出ているのですが、スニ40の車体を流用したもので表記類が実車と大幅に違う(ex.”ワキ”と車番表記が2段になっていない)、また台車がホキ2200などと同じTR211、どうしても納得が行かずこのような改造をしています。運用中の2両はワキ10000の側扉を加工して改造しました。

 

 

しかし、上記ワキ8959のみはかなり前の改造、手持ちにあったワキ5000の側ドアを使用し、アトピーが酷かった頃だったので筆塗りの銀塗装でムラがあり、一部剥げて茶色い元の地が出て来ているなど見劣り感がありました。

 

一方、ここへ来てKATOよりEF61や荷物列車セットと共にワサフ8000の単品発売予告がありました。これは朗報です。

 

これまでは急行だいせんセットのAssyで組むしかなく、1両在籍に留まっていました。単品はAssyよりリーズナブルな価格で入手できるので、増備決定です。ワサフ8000は東海道、山陽より東北の荷物列車、ワキ8000とセットで連結されていたイメージが強いので、ワサフ8003→ワサフ8534 東北運用可能な車番(EG;電気暖房対応は8500番台車 東北のED75など交流電機はEG専用です。)に改番し、室内灯とテールライトのOn/Offが連動するよう工夫しています。今回の単品も東海道山陽方面設定、SG;蒸気暖房専用車のワサフ8009が予定されているようなので、改番して使うことになるでしょう。

 

となるとワサフとコンビを組むワキ8000を充実させておく必要があります。自分で撮影出来た数少ない荷物列車の写真、カマ次位がお忍びの現金輸送車マニ30だったので、同形式の模型記事↓にUpした写真ですが、3,4両目はワサフ、ワキのセットが見られます。

1983/08 東北本線 久田野-白河 荷34レ

 

 

ワキ5000由来の側扉は瞬間接着剤でガッチリくっ付いてて、剥がすと壊しそう... と以前書いていましたが、慎重にやった結果何とかべきッと剥がすことが出来たので、ワキ10000の中古品を入手し、側扉の交換に着手です。

 

ワキ10000は最初から側扉銀塗装なので綺麗に出来ます。中央の側扉2枚分を切り出し、車番や所属表記を消して移植します。

 

切り出した扉の塗装中写真、上縁、下縁が緑色なので、ガイアカラーの青15号を筆塗りします。

 

同じように裏にプラ板のサポートを付け、瞬間接着剤を使って組み上げました。側扉が綺麗になったのと、継ぎ目にいくらか隙間が開いていたのもほぼ解消です。

車番や表記類はレボリューションファクトリーのインレタですが、元車番のワキ8959にはせず、ワキ8558 としました。ワキ8000にも色々と車両の来歴があります。この車番はSG専用車から後にEG追加改造、改番された車両です。最終的に全車EG化改造されたようです。元SG専用車=東海道、山陽方面で運用されていた可能性が高いと思ったので、”南トメ”(汐留)車とし東海道本線急荷38レ編成へ連結です。

 

今まで急荷38レに繋がっていたワキ8526は最初からEG付きで登場した車両、”北スミ”(隅田川)所属のインレタに貼り替え、ワサフ8000増備までの予備車になります。妙に数字の間隔が狭かった車番インレタもやり直しました。なお、実際どの車番がどこの所属だったかは分からず想像です。ただ、最初からEG車が東北方面へ運用されていた可能性は高いと思います。

 

ワキ8957は引き続きワサフ8534と組んで東北本線急荷35レへ連結です。こちらも最初からEG車ですが、実車も模型と同じワキ10000からの改造車です。こうして3タイプ車番を散らしました。なお、EG車になっても無人のパレット車ワキ8000に暖房が入ったわけではなく、他車に電気を送るためのジャンパ栓を装備する必要があった だと思います。

 

こうして予備車の先行整備終了、ワサフ8000の発売を待ちたいと思います。今はワサフ、ワキ1組で走っている急荷35レですが、増備によって別の列車も再現できるように と考えています。東海道本線編成は上記急荷38レの他、予備車と入れ替えることで急荷32レも再現できる..と同じようなイメージです。

今回ワキ8000も再生産、パレット搭載位置表記追加などいくらか仕様変更があるようですが、多分スニ40車体流用は変わらないんだろうな~。値段も品番も変わっていないので..(汗)

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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