アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

秋の磐西を走る美しき赤い電機~ED77

2021-11-07 19:00:00 | 鉄道写真(EL)

関東でも紅葉の知らせが届くようになった11月。いよいよ今年も2か月を切ったと考えると、いつもよりなぜか感慨深いものを感じている。何もしないで時間だけが過ぎていく、という時の流れにどこか心の焦りも感じてしまうのである。自身で計画した予定の励行は充実した日々とは程遠く、自分を誤魔化して生きているように思えてならない。何もかもリセットして動き出す勇気が今は一番欲しい。

一番好きな季節に、煮え切らない気持ちが心を牽きづり情けなく思うが、せめて過去のお気に入りの写真でも眺めて一時でも癒されよう。民営化後も良く通っていた磐越西線。普通列車には客車列車も残っていて良い被写体だったが、それに加えて会津方面への団体列車の入線も多く、一日中楽しめた路線だった。喜多方より先の新潟県側は、DD51やDE10のディーゼル機関車が顔を出していたが、福島県側はまた専用機関車ED77の独壇場だった。B-2-Bの独特の走行音も心地よく、奥羽のED78に比べて小振りな車体が好みだった。掲載写真は、更科を越えるED77重連仕業の貨物列車。ここの線形に圧倒されたことは以前にも記述したと思うが、磐梯山の縁を雄大に描く線路の美しさは、この時代に思い知らされた。30年前の今日撮影した、思い出深いコマ。

1991-11-07  5295   ED77 15+11       JR東日本/磐越西線::翁島-更科信号場



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