心地よいジョイント音がした | tundraの世界

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特急まつかぜは思いのほか飛ばした。
 

最高速度は120kphだとの事。

警笛を鳴らして田園地帯を突っ走って行く。

線路にいた鷺が慌てて逃げていった。



100kphを越えて走るカタンカタンと言うジョイント音のリズムがとても心地よい。 

まるでロックを聴いている様。


途中駅に交換列車を待たせ快調に突っ走っている。


この日はあいにくの雨。

空には灰色の重い雲が広がっている。

10時58分 特急まつかぜは終点である鳥取駅に到着した。

この駅で普通の浜坂行に乗り換える。


11時9分、2両編成のキハ47は独特のエンジン音をうならせて鳥取駅を後にした。
まつかぜとは違ってゆっくりと走る。

列車は海岸沿いと山の中を交互に走るので、車窓の景色を飽きる事なく楽しめた。

 

 

列車は定刻の11時52分に浜坂駅に到着
浜坂駅で今度は普通豊岡行に乗り換える。

浜坂駅には同じ朱色のキハ47が停車していた。


同じキハ47だけど、よく見ると1093番と84番では右側の警笛の形状が違った。

12時6分浜坂駅を出発する。

浜坂駅を出ると列車は15‰の勾配を上り山間部へと入って行った。

 

久谷駅を過ぎ桃観トンネルを抜けると、今日の目的地である餘部駅に到着。



ホームには多くの観光客がいた。

橋の下にある道の駅に車を停めて、列車を見ようとホームまでやって来た人たちだ。
橋の上の駅まではエレベータがあるので、お年寄りでも苦にならない。

この時は風もなく穏やかな日だったが、冬になると強い季節風が吹くとの事
実際35年前には旧橋梁で、強風による列車転落事故が起きている。

 




この絶景の餘部駅で一日過ごす事にする。