NO.2575 日田彦山線等も運行、キハ185系「A列車で行こう」団体臨時列車、in 吉塚・博多 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)


 
 当ブログでもこれまでもご紹介しておりますように、熊本~三角間には、キハ185系気動車の特急「A列車で行こう」が運行されております。

 

 この「A列車で行こう」とは、平成23年から運行を開始しました三角線を運行します観光特急列車でありまして、三角駅の向かいにあります三角港からは天草本渡港へ運航されております「天草宝島ライン」に接続しておりまして、観光客を天草へ運ぶ重要な交通機関としても存在しております。

 

 この「A列車で行こう」の特徴としましては、同じく平成23年から運行を開始しました、現在は熊本~大分・別府間で運行されております「あそぼーい!」が親子シートや遊具まで設置してある事から、いわゆる子供向けの観光特急列車であるのに対しまして、「A列車で行こう」は大人向けの観光特急列車であるのが特徴でもあります。

 

 その大人向けの観光特急列車の証としまして、熊本駅・三角駅の入線時や車内ではジャズが流れておりましたり、この専用車の車内では以下画像にもありますようにバーカウンターまでも設置されておりまして、お酒類も実際に販売している事もありまして、そう言った事からこの「A列車で行こう」は大人向けの観光特急列車であると言ってもいいのではないかと思います。

 

 (車内)~過去乗車時撮影

 

 

 そんなこの「A列車で行こう」でありますが、このほど団体臨時列車の運行としまして、博多~小倉~田川伊田~田川後藤寺~新飯塚~博多間を運行しておりまして、この団体臨時列車に乗車する事はできませんでしたが、普段熊本地区でしか見る事ができない分、吉塚駅・博多駅にて収める事だけはできておりましたので、今回皆様にご紹介してまいります。

 

 

 この団体臨時列車は、JR九州と日本航空(JAL)とのコラボ企画で運行されていたものでありまして、タイトルも「特急A列車で行こうで行く田川の魅力を発見!」と言うタイトルで、去る10月25日・26日の2日間同行程で運行されておりまして、普段通る事がない日田彦山線・後藤寺線・「福北ゆたか線」を経由しまして、田川の観光地の見学を行うツアーとして企画されていたものでありまして、メインの画像の田川伊田駅ではおもてなしも行われていたそうでもありますし、JR九州バスの貸切バスを利用しまして、ベルセゾン・ナカムラで昼食、漆喰製造メーカーの田川産業で工場見学も行われておりました。

 

 また、この行程ではJALの客室乗務員も車内案内やアナウンスも行われていたそうでありまして、活躍の場を空から陸に変えて行っておりました。このうち、私自身も10月25日に参加したかったのですが、残念ながらこの日は所用もありまして参加できなかったのが正直残念ではありました・・・。

 

 

 そう言った事もありまして、私はその所用を終えまして、せめて到着シーンだけでも収めようと思いまして吉塚駅・博多駅と足を運んでおりましたが、この到着時間帯はちょうど17時台という事もありまして、この団体臨時列車は夕方のラッシュをかき分けての到着となっておりました。

 

 その前に、吉塚駅で鹿児島線・「福北ゆたか線」の運行シーンも収めておりましたが、夕方のラッシュ時間帯と言う事で、電車は長い編成の姿を見る事・収める事ができておりました。まずは、定員増のためにドア際の座席を撤去しました813系電車RM2233編成を先頭にしました4125M大牟田行き区間快速列車(吉塚駅17時発)、

 

 (後方は817系電車VM3010編成です)

 

 さらには、811系電車PM111編成を先頭にしました2336M小倉行き普通列車(吉塚駅17時02分発)、

 

 そして、「福北ゆたか線」の新飯塚行き列車であります813系電車RG017編成によります2660H(吉塚駅17時11分発)などを収める事ができておりまして、ラッシュの最中でもありますので、特に鹿児島線の列車では編成が長い事も伺えるのではないかと思います。

 

 

 さて、上の画像の2660Hがやって来る前に、「A列車で行こう」の団体臨時列車がやってまいります。この際は、「福北ゆたか線」を経由してまいりますので、最も外側の線路を通って入って来る事にもなります。

 

 

 そして、17時過ぎに「A列車で行こう」の団体臨時列車が吉塚駅5番ホームへと入ってまいりました。残念ながら、正直うまくは収められませんでしたが、普段熊本で見る事列車が見られるだけでも違和感感じる所ではないかと思います。

 

 

 この後、私は博多駅へ移動しまして、停車しているシーンを収める事ができました。今回の停車ホームは、「福北ゆたか線」からの列車でもありますので、予想通りの7番ホーム到着ではありましたが(博多駅は配線上「福北ゆたか線」からの場合は1~6番ホームに停車する事はできません)、画像からはわかりにくいですが、実はラッシュ時でもありますので多くの通勤・通学客の姿が見られておりまして、通勤・通学の方々も突然のお出ましにスマートフォンで撮影される姿も見る事ができておりました。

 

 私自身も、この後竹下駅に隣接します博多運転区まで回送されるまでの間収めておりましたが、フロント部分も普段この博多駅で見る事ができます「ゆふ」でのキハ185系気動車とは違いまして、ではなくのフロント部分でもありますので、そう言った違いは伺える所ではないかと思います。それとともに、より大人の列車と言う印象さえも感じさせられる所でもありましょうか。

 

 もちろん、側面行先は「団体」であります。これらに関します行先が入っているならばわかりますが、入っておりませんのでこの幕も当然でもありましょうか。

 

 

 場所を7番ホームに移しまして、引き続き撮影を行ってまいります。ここでは愛称表示や窓越しに車内も収めておりましたが、この列車のデザインを担当しました水戸岡鋭治氏がデザインされたとされます「」をかたどった愛称のシンボルマークからも、まさに「A列車で行こう」としての印象が出ていいのではないかと思います。

 

 (「A」をかたどったシンボルマーク)

 

 車内も、私自身過去に乗車歴があるため存じてはいましたが、シートは普段のキハ185系気動車と違うモケットからも1ランク上を行っているのではないかと思います。それほどモケットが普段と違う分よりそう思う所でもありましょうか。

 

 (普段のキハ185系気動車の座席)

 

 

 こうして、「A列車で行こう」の回送列車が博多駅を発ちまして、翌日10月26日の運行へ備えるべく、博多運転区へ向けて回送して行きました。正直まだ明るかったらよかったのですが、やはり日も短くなっておりましたので、そう思いますとうまく収めにくくなるのも仕方がないのかなとも思った今回でもありました。

 

 

 今回は、10月25日・26日に行われました「A列車で行こう」の団体臨時列車の10月25日に収めた回をご紹介しましたが、ご紹介しておりますように、普段熊本地区で運行されている事もありまして、日田彦山線や後藤寺線・「福北ゆたか線」で「A列車で行こう」も正直違和感あったのではないかと思います。ましてや、日田彦山線も添田~夜明間が寸断されてからこういった列車が入る機会もより見られなくなっていたでしょうから、今回の企画は良かったのではないかとも思う所ではあります。とにかく、久しくこの「A列車で行こう」の乗車する機会も得ておりませんが、私自身今後また利用してみたいものではあります。