SN総合車両所です。

先月17日のことになりますが、山口県の山陽本線、柳井〜下関間で35系4000番台客車を用いた団体臨時列車が運転されました。山陽本線の厚狭から下関の間が開通して120周年となるのを記念するもので、コロナウイルス感染拡大の影響を受けて一度運転中止となっていたものが再度運行が計画・実施されました。普段はSLやまぐち号で活躍している35系客車が山陽本線で疾走するとあって沿線には多くのファンが繰り出していましたが、私も必死に予定を組んで撮影に行ってきましたのでご紹介します。

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往路は機関車メインで撮影です。練習電の115系3000番台N-02編成を撮影し、機材の調子や設定を確認して・・・
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少し日が陰ってしまいましたが、塗装変更間近と噂のEF65-1124を記録できて満足です。まともに撮影するのは「特別なトワイライト」運転時以来で、車体のつやも台車の色も変わってしまってはいますが満足な再会となりました。

そして午後は嘉川に出陣し・・・
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まずは練習電のN-10編成を撮影しました。夕方になり夕日で辺りがだんだんオレンジ色になっていくと、黄色の電車も周囲に馴染んでなかなか良い被写体になりますね。 

そして本命の復路・・・
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今度は日が陰ること無く、順光でトワ機+35系のコンビを撮影することが出来ました。

一旦は運転が中止となった記念列車がこうして再度運転され、きちんと記録出来て良かったです。わざわざ前後2種のヘッドマークが用意され、数ヶ月の間を開けても再度運転計画が立てられたあたり、この列車の運転に向けて熱意を持って取り組まれた方々がおられるのだろうと推察します。JR西日本を始めこの列車の運行に携われた方々には感謝しかありません。

コロナウイルスの関係で暫くの間本格的な団体臨時列車の撮影から遠のいていましたが、今回の撮影で臨時列車を撮影する高揚感や楽しさを思い出すことが出来ました。今の調子でコロナウイルスが収束し、このような臨時列車が各地で設定されるようになることを祈るばかりです。

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