【信州の観光列車②】富士見ゆきリゾートビュー諏訪湖号の旅 | しなのは走るよ♩♫どこまでも☆♩♫♬

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不定期更新となります。

よろしくお願いします。


みなさんこんにちは。

グリーン車に魅せられ通算100回以上特急・新幹線のグリーン車を乗り通したゼルファーです。

本日は長野駅に来ています。


今回のテーマは

臨時快速『リゾートビュー諏訪湖』富士見ゆき

です!


目次

⚪︎列車の概要
⚪︎5番線から発車
⚪︎停車駅

⚪︎見どころ①  車内上映会

⚪︎見どころ②  木遣り披露
⚪︎おもてなし①  観光ガイドセット

⚪︎おもてなし②  駅でのお出迎え
⚪︎おもてなし③  終着駅でJAZZ演奏  
⚪︎この列車を120%楽しむ

⚪︎おわりに
⚪︎リンク




 列車の概要



 列車名

快速リゾートビュー諏訪湖


 運転日

【2021年】

10月9日・10日・11月13日・14日・12月11日・12日

【2022年】

1月15日・16日


 運行区間

長野〜富士見


 所要時間

2時間33分


 車両

2両編成で全車指定席(禁煙)

2列+2列で高床式

座席コンセントなし

グリーン車なし

車椅子スペースあり(2席)


 料金

運賃 ¥1,980(長野〜富士見)

指定席料金 ¥530(一律)


 車内販売

おつまみ・アルコールあり

弁当販売なし


 その他

各種フリーパス・青春18きっぷ利用可


 主な見どころ

西条〜明科間・みどり湖〜岡谷間での車内上映イベント
上諏訪での木遣り(きやり)披露イベント


 5番線から発車



臨時快速リゾートビュー諏訪湖号は5番線からの発車となります。

これは、土日・祝日に運行されるリゾートビューふるさと号の発車番線と同じ。

電光掲示板の案内では下の段に列車の解説が流れており、見どころなどが補足されています。


こちらは5番線ホームの写真。

運用される列車は臨時快速リゾートビューふるさと号と同じで、長野県のマスコットキャラクター『アルクマ』がラッピングされたJR東日本長野車両センター所属のHB-E300系ハイブリッド気動車2両編成。

アルクマのラッピングは当初の予定では2020年度までとなっていましたが、2021年10月現在でも未だ現役の様です。



なお、リゾートビューふるさと号の詳細につきましては次の記事をご覧下さい。



 停車駅



リゾートビュー諏訪湖号は長野を出発すると、篠ノ井、姨捨、松本、塩尻、岡谷、下諏訪、上諏訪、茅野、終点富士見の順に停車します。

次の項目から、この列車の見どころとおもてなしについて紹介します。


 見どころ① 車内上映会



『西条〜明科』間と『みどり湖〜岡谷』間のトンネルを走行中に、リゾートビュー諏訪湖号で運用されるHB-E300系気動車の車両整備に携わる技術者たちの仕事の流儀を紹介するプロモーションビデオが上映されます。


前編と後編に分かれていて、合わせて7分ほどのムービーとなっています。


普段中々お目にかかれない鉄道車両を整備する様子がダイジェストで紹介されます。


前編ムービー(YouTubeに飛びます)




後編ムービー(YouTubeに飛びます)




ちなみに上映の最中は列車内の照明が消灯。


映画館の雰囲気と夜汽車の雰囲気が漂う中での上映会となります。



 みどころ② 木遣り披露



上諏訪に到着すると、諏訪市の木遣り(きやり)保存会3名による『木遣り』のお披露目があります。


諏訪地方で7年に1度開催される『御柱祭』にて木を曳く際に唄われるのが木遣り。


実は今回運行されるリゾートビュー諏訪湖号は来年2022年に開催される御柱祭を見据えてのものです。


木遣り披露(YouTubeに飛びます)




今回はラストで旅を祈願した唄も披露してくれました。


力強い歌声が非常に印象的です。



 おもてなし① 観光ガイドセット



各座席には、JR東日本長野支社管内で運転される3種類の観光列車がプリントされた手提げ袋が用意されています。


中身は諏訪地域の市町村の観光ガイド詰め合わせセット。




懸賞が当たる沿線クロスワードパズルや、下諏訪町内の飲食店で利用可能なクーポン券(定価¥330)もあります。


ちなみに沿線クロスワードパズルは車内備え付けのポストに投函しますが、後日郵送でもOK。


何が当たるかはお楽しみと言ったところですね。


 おもてなし② 駅でのお出迎え



始発の長野駅でのお見送りを初め、それぞれの停車駅では駅員さんが横断幕を手にしてお出迎えをしてくれます。

駅によってはアルクマのうちわを振って盛り上げてくれたり、市の観光職員も一緒に出迎えてくれたりと、乗客を楽しませてくれます。

 松本駅

 
松本駅ではでかい横断幕を駅員さん5人掛かりで掲げて出迎えてくれます。

思わず「行って参ります!」と反応してしまいそうです。

 塩尻駅


松本の次の塩尻駅では、アルクマのうちわを片手に横断幕を持ってお出迎えです。

真ん中の赤い法被を着ている方々は市の観光課の職員でしょうか?

お出迎え感謝します。

 岡谷駅



岡谷駅の横断幕は先ほどの塩尻駅と同じデザインですが、よく見ると右下にきちんと『岡谷駅』と印字されています。

細かい所までよく作り込まれています。

 下諏訪駅



下諏訪駅では今までの横断幕とはちょっと異なり、お馴染みの温泉マーク♨︎が印字された仕様となっています。

ちなみに下諏訪駅は2019年のダイヤ改正で特急あずさ号の停車本数を75%削減された悲運な駅です(詳細はこちらから→【JR東日本が犯した罪 その2】特急停車駅削減でJRに振り回された長野県

)。

 上諏訪駅


上諏訪駅では塩尻や岡谷と同じデザインの横断幕に戻ります。

ここでは木遣り披露の後、横断幕や列車を背にして記念撮影をする事ができるほか、上諏訪駅で降りる方限定でオリジナルピンバッジや上諏訪の源泉で作った温泉卵などのお土産をいただく事ができます。

なお当日はここで地元のケーブルテレビLCVによる取材も行われていました。

イベント盛りだくさんな上諏訪です。

 茅野駅


最後に茅野駅

ここでは茅野駅マスコットキャラクターの『無事かえるくん』が一緒に出迎えてくれます。

こんな感じで各駅ごとに工夫したお出迎えがなされていて、旅の楽しみも更にアップ。

これで指定席料金¥530はまさしく『お値段以上』という訳です。


 おもてなし③ 終着駅でJAZZ演奏



終着の富士見駅では到着と同時に横断幕と地元のジャズバンドの演奏によるお出迎えがあります。

列車が入線すると同時に演奏がスタートし、『いい日旅立ち』などの名曲が富士見駅構内に奏でられます。

富士見駅到着事の雰囲気を次の動画でどうぞ。

富士見駅でのJAZZ演奏(Instagramに飛びます)


 この列車を120%楽しむ



以上、この列車の各種イベントやおもてなしについて紹介しました。


最後に、この列車をもっと楽しむためのポイントを紹介します。


 アルクマくんと記念撮影


先頭車両1号車の最後列には、マスクを着用したでっかいアルクマくんがふんぞり返って座っています。


実はここはアルクマくんと一緒に記念撮影をする事ができるスペース。


アテンダントの方にお願いすると撮影のお手伝いをしてくれるので、お気に入りの1枚をゲットできます。


 スイッチバックと姨捨駅の絶景


姨捨駅には、日本国内では珍しいスイッチバック形式で入線します。


線路の配線も見どころですが、運転士さんが窓から直接目視で後方を確認しながらバックする様はまるで自動車の後方確認その物。



運転士さん「バックオーライ・・・っと」


車掌さん「はい!オーライ!オーライ!はいオッケーでーす(ガソリンスタンド風)」


※実際はこの様なセリフのやり取りは無いです



姨捨到着は9:29なので、運転士さんの高度な運転テクニックを見たい場合はあらかじめ1号車の展望スペース(後述)へ移動しておくと良いです。


姨捨駅では善光寺平の絶景を一望しつつ記念撮影をするのが定番となっていますが、リゾートビューふるさととは異なり停車時間が3分ほどしか無いので乗り遅れには注意する必要があります。


 展望スペース


列車の車端部には全方位を見渡せる展望スペースがあります。


専用のベンチも備え付けられているので座りながら前面展望や側面展望を楽しめるほか、篠ノ井線や大糸線の沿線風景を集めたアルバム乗車記念スタンプが置いてあります。



展望スペースのベンチは特に利用制限は無いですが、あまり占有し続けるのはマナー違反になると思うので注意して下さい。


 車内販売もあります


この列車には車内販売があり、飲み物やリゾートビューふるさとグッズを購入する事ができます。


クレジットカードも利用できるので、普段カード払いの方でも安心して購入できます。



 おわりに


臨時快速リゾートビュー諏訪湖号について紹介させていただきました。


この列車は運行日が極めて少なく、ここ最近運転されたのは2017年1月14日と15日の2日間のみなので乗車難易度は高めの列車となります。


また、長時間停車をする駅が上諏訪駅しか無いので、テンポ良い乗車が楽しめるのもこの列車の隠れた特徴。


なお、今後の運転日は不明なので、乗車する場合はJR東日本のホームページをマメにチェックすると良いと思われます。



私のブログをここまで見ていただいてありがとうございます。


感謝します。



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