今回は、西鉄北九州線黒崎駅前周辺の赤い連接電車をご紹介します。下の写真は、黒崎車庫前停留所を出発する筑豊電鉄2104号です。

筑豊電鉄2000形は3両連接の2001〜2007と2両連接の2101〜2118の2タイプがありました。2000形2両連接車は西鉄北九州線の1000形を譲渡した電車で北九州線時代の赤い塗装にクリーム色の帯が巻かれていました。

北九州線が健在の頃は、北九州線600形とすれ違うこともありました。600形は1950年〜1953年に新潟鐵工所、川崎車輌、近畿車輛で50両が製造されました。611号は冷房化の際に前照灯が変更されました。

下の写真奥の「そごう百貨店」がある所が、終点黒崎駅前停留所でした。
1992年(平成4年)黒崎駅前~折尾間に大幅に短縮された北九州線でしたが、朝の黒崎駅前にはたくさんの連接電車が到着し、それなりに活気がありました。