「父ちゃん、今日の母ちゃんクイズの答え合わせの時間だよう❗」

「わかったわかった…」

「その投げやりな言い方は何だえ?」
 動画に写っている架線柱の色が緑に塗られていますが、このエリアは国鉄時代から緑色に塗られた架線柱が目立ちます。

 動画はJR東日本上越線を下ってきた観光列車ゆざわShu※Kura号の車内から撮影したものです。
 この列車はえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの上越妙高駅始発で直江津駅からJR東日本信越本線に入り、長岡駅で折り返して隣の宮内駅で信越本線から分かれて上越線に入って越後湯沢駅まで運転され、逆コースで引き返して上越妙高駅まで運転される列車です。
 動画は列車の復路となる列車が上越線を引き返してきて宮内駅の手前で信越本線の線路をオーバークロスして合流、宮内駅を通過するためにホームにさしかかったところまでを出題したものでした。

「よって正解はJR東日本信越本線宮内駅である❗」

「だから上から目線はおやめなさい❗」

 列車は長岡駅まで進み、引き返してきて今度は宮内駅に停車してから信越本線に入ります。
 午前中のおうろでは逆に信越本線を下ってきた列車が宮内駅に停車して長岡駅へ向かい、引き返してきて宮内駅を通過して上越線に入ります。

 信越本線と上越線の分岐(合流)駅は宮内駅。しかし、かつて東京の上野駅から上越線経由で北陸方面へ向かう下り優等列車は宮内駅には停車せず、すべての列車が長岡駅まで進んで編成が逆向きになって折り返してきて金沢駅方面へ向かっていました。上り優等列車も同様でした。つまり、宮内駅を二度通過していたのでした。


「次回のクイズもお楽しみに~☆」

「少し休ませてくれよう❗」