(その8からの続き)
-宗吾参道(11:28着・11:40発)-
印旛沼の干拓で生まれた水田地帯を抜けて、京成酒々井駅に立ち寄りました。
住宅地を抜けると、再び水田地帯っぽい空地が見えてきました。
でも、ここは稲作してないなぁ。
道なりに進むと、前方に宗吾車両基地が見えてきました。
宗吾車両基地にさしかかりました。
京成電鉄最大の車両基地で、
京成電鉄に所属する全車両の車両基地でもあります。
沿道には研修施設などもありましたが、
肝心の車両基地はなかなか中を拝ませてくれませんでした。
かつて留置されていた車両が放火されるという事件が起こったのもここですから、
警備が厳重なのかなぁ。
…と思ったら、ようやく見えてきたのがこちら。
こちらは引退したスカイライナーの面々。
手前が2016年に引退したAE100形、奥が1993年に引退した初代AE形。
そのほかにも保存車両が何両か見えたのですが、
撮影できる位置では無かったので…。
初代スカイライナーをもう1枚。
物心ついた時に走ってたのは、まだこれでしたね。
足回りだけは3400形として未だに走っていますが。
京成パンダが描かれた保線車両もいました。
車両基地も終わりが近づくと、
構内が見渡せるようになってきました。
でも、留置車両がほとんどいないという悲しさ。
車両基地を抜ければ、宗吾参道駅はもう目の前ですが、
駅舎が見えていても周囲はこんな感じです。
近くに高校もあるんですけどね。
宗吾参道駅に着きました。
ホームは2面3線。
このほかに車両基地送り込み用の回送線が奥に1線走っています。
周囲は非常に落ち着いていますが、
1日の乗降客数は2,000人強いるそうです。
大佐倉駅の約7倍ですが、ホームの庇は控えめです。
一休みして、次の駅へ向かいます。
駅前から北へ進むと、門が建っていました。
この道は駅名の通り、宗吾霊堂へ続く参道です。
その割には民家が建ち並ぶばかりでしたが。
元々の参道はこっちかと思って途中で道を外れてみましたが、
まるっきり普通の住宅地でした。
ここから先は成田市ですが、
標識も何もありませんでした。
県道に出ると、ようやく参道っぽい雰囲気になりました。
たぶんこの道が表参道だったんだろうなと。
宗吾霊堂はこの突き当たりです。
(その10へ続く)
京成酒々井駅先から宗吾参道駅先までのGPSログ(1/22,500)です。
今回は線路横を避ける格好で宗吾車両基地へ向かったため、
京成酒々井駅寄りで複雑なルートをたどりました。