こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、函館本線を走った普通客車列車の話です。先日からやっているジャンパ栓、エアホース表現の他、いくつか弄りました。

 

いずれもKATOのED76 522(3071)と50系51形(10-1306+5245,5246)8両編成が在籍します。50系の北海道仕様車が51形ですが、まどろっこしいので以下51系と記載します。

私の知るのは岩見沢-小樽間の普通列車、朝夕の運転が残っていた頃です。北海道型の電機は使用するパンタグラフを片側に固定、小樽方面行きは”前パン”走行でした。ED79もそうなんですが、私は前パンの姿が”北海道らしい”と思えて好きですねー。

 

サボを入れたりという作業は以前やってましたが、”前パン”が好みなのでサボの行先設定も”小樽行”です(笑)。

 

 

写真右が弄る前の姿です。上のリンク記事に書いている様に他の50系同様、KATOのスハネフ14ジャンパ栓(Z05-1787)を使用し、EG(電気暖房)を持たない51系は両側1つづつジャンパ栓をカットして使っていましたが、今回左のように作り変えました。

 

作成途中の写真です。左は50系5000番台用のもの、右が51系です。51系はSG(蒸気暖房)専用車なので、電暖用KE3ジャンパ栓がありません。なので左右1つづつ少なくKE85Hのみが付きます。左側のケーブルも1本少なくなります。また、右側の配管?が斜めに2本伸びている”箱”、プラ板で作っていますが、これが51系は他の50系より大きいことに気が付きましたので模型でもデッカク再現しています。

 

見にくいですがこの写真や、ネットの写真から調べました。北海道形に大きいのが付いているということは、SGに関係あるのかなー?

 

これも見にくいですが、左;岩見沢側のオハフ51は連結器下のSGホース無し、右;小樽側は有りにしています。どうやらSGホースは機関車も客車も小樽側にぶら下げていたようです。

 

前後逆の並びになっちゃいますが、小樽行き、前パン走行側には機関車にSGホース装着あり、しんがりの岩見沢方最後尾はホース無し..

 

逆に後パン、岩見沢行きでは機関車先頭SGホース無し、小樽方最後尾の客車には有り ということになります。50系も多分こんな感じでホース装着側は決まっていたと思います。

さて、この2枚の写真、その前までと51系の表情がちょっとだけ違います。

 

貫通扉の左側縦方向に灰色のゴム表現を入れたんです。右が施工後、何か表情が締まり、実車に近づいた感じがします。写真右側に開く片引戸なので、ドアの左端にクッションのゴムが付いていました。左の施工前から分かりますが、製品はドアレール銀色表現が左側一杯まで入っておらず、ゴムが入る部分はちゃんと切れているんですよね。さすがのKATO品質と思います。右側、ステップ有妻面に付く”架線注意”シールもデカ過ぎたので小さく作り変えました。文字が読めるとかの次元じゃない位の小ささ、切り出しに苦労しました。

 

ドアゴム表現はサボや行先表現などを作るインクジェットのシール用紙に灰色のべた塗り印刷をし、出来るだけ細く切り出して貼りつけています。カッター入れて髪の毛のように立ったのが貼りつけるものです。本当にシールかこれ?いくら何でも細すぎ?と切り出した時点では思うのですが、いざ貼ってみると丁度いい太さでした😅。これより太くなると貫通ドアの開閉ハンドル表現と干渉してしまい、浮いてしまうのでよろしくありません。細く切り出せさえすれば雰囲気は良くなるので、他の50系にも拡げようと思います。50系5000番台には先行で採用していました↓。

 

 

リンクの最後の写真、マイクロエースの50系5000番台(ボディーのみ)はドアレール表現が左右一杯に入っているのでその部分のゴムシールが浮いて見えています。勇気を持ってドアレール表現左端に切込みを入れるかなー...。

 

ED76 522のオデコにも架線注意表示を付けてみました。これがあるのも北海道型電気機関車だけの特徴でしょう。屋根との境、わずかな突起に取り付けられていたようです。模型ではシール裏に両面テープを貼って接着力を強化していますが、接着面積が殆ど無く、垂直に立たせておくのが難しいです。しかし、後方へL字のサポートを付けたりすると雰囲気が良くなくなると思うし、ましてオデコに穴を空けて差し込むこともしたくないので、試験的に接着のみで行ってみたいと思います。そのうちすっ飛んでどっかへ行っちゃいそうですけど..😅。何とか使えそうならED79にも付けたいところです。

 

こうして整備終了です。往年の姿を再現です。この角度で前パンの姿を撮影すると..

 

江別大橋を行く姿を思い出しますねー。

 

オリジナルの50系3編成は片側しかジャンパ栓表現更新をやっていないので、この作業が残ります。どうやらジャンパ栓を切り出すカプラーパーツ、何かしらKE70(KE85Hの代用)が付いているパーツを1つだけ買って来れば足りそうです(笑)。

想い出の北海道形客レ、運転を楽しんで行きたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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