先回で105系をちらっと取り上げたところ、意外に反響があり、「このマイノ

リティでマニアックな地方型通勤電車というカテゴリーにはそれなりにファン

がいたのだなぁ。」と感じました。

105系ですよ。105系。呉線から瀬戸内海を観ようと思ったら朝練の女子高生

が正面に壁として立ちふさがり、鉄道旅の厳しさを味合わせてくれたり、駅での

「モー」という訳のわからないアイドリング音、笛とタイフォンが同時に鳴る警笛

など、じっくり味わうという電車ではありませんでした。

   

ところが、意外に撮影していました。造形は好きだったのだと思います。この

福塩線カラー4連という登場当時のシルエットをほうふつとさせるカットなど、

どこでいつ撮ったか忘れていた始末。

   

僕が知っている105系は大体こんな色。あれ、しかし4ドア仕様ですよ。

下関で4ドア!?そして顔は105系ですが、サイドは103系みたいですね。

   

こちらは顔も車体もまんま103系。仙石線の105系もそんな感じでしたよね。

   

ほどなくしてそんな105系にも無理やり貫通扉が設置されました。晩年は黄色

に塗られて、登場当時をなぞって一色に戻りましたね。

  

可部線ラッシュ対策の4連。広島口で4ドアは強力な装備ですね。

  

一般的な105系のシルエットというとこれではないでしょうか。

ちなみに105系が一番露出したメディアは、アニメ「たまゆら」シリーズです。

  

105系は123系と仲良しで、宇部新川から山陽本線直通で下関へと向い

ます。123系も100キロ運転…。

このほかにも、和歌山・高田線使用もわずかながら撮影しており、乗車感

の酷評とは裏腹に、実は撮りまくっていました。