皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
10月は中旬にTomixさんから発売されたキハ56・27 200番代のネタばかりになっており、少々飽き気味のようにも感じます。個人的には全然飽きないのですが…。そこで久しぶりに別ネタをご紹介してみたいと思います。
今月は個人的にはキハ56・27 200番代で相当盛り上がっていますが、来月11月はラウンドハウスブランドからキハ58系九州色が発売となる予定です。そこでこの新製品発売前に考察してみたいと思います。
↑今回製品のホームページ上での紹介ページです。
↑製品特徴です。
さて、今回製品の特長及び写真を見ると、下記のポイントが見えてきます。
・KATOの平窓キハ58系では初めてスカート付きの姿が再現されます。
・屋根板は新規パーツになっていると思われ、屋根上通風器が無くまた煙突が屋根板から飛び出ている状態が再現されているようです。ただし恐らく最前位のクーラー間隔だけ広いという点は再現されないでしょうが…。
・車体を見ると乗降ドア下部の丸窓が無く、後年の九州の姿が再現されています。しかしこれは0番台のボディーを使用しただけで、運転席側窓バランサー点検蓋も無く、製品の「キハ58 716+キハ28 2444」にはなりませんね…。特にキハ28は2444番であれば側面の給水口位置が車体中央部にあるロットであり、模型サンプルでは前位側に給水口が付いており明らかに397番以前の姿になっていますね…。
・キハ58 716+キハ28 2444をモデルにしているということもあり、便所窓・便所の臭気抜き窓はそのまま再現されています。
上記のようなポイントから、実際は近郊化改造未実施車で、運転席側窓バランサー点検蓋の無い車をイメージした方が良いのかと思います。
該当しそうなのは…
キハ28 2039・2055・2059・2079・2097・2185・2186・2330・2343
キハ58 52・66・139・245・247・265
あたりでしょうか。南九州の熊本・鹿児島地区にはおらず、九州北部(旧門鉄局・大分局)に固まっています。
また、近郊化・ワンマン改造車との大きな相違は洗面所部の換気窓有無と妻面になりますので、妻面を無視してしまえば洗面所部換気窓だけ上手く消せれば再現できるかと思います。
ちなみに製品のスカートを良く見てみると…
↑うーん、これはKATO製のパノラミックウィンドウ車に付いているものと同じかな? でも開口が角ばっているような…
↑実車と比べると、開口部の直線具合など、今回の九州色用に新たにスカートが作り直されているようにも見えます。
ちなみに、この製品を購入したとするとまず真っ先にTN化することになろうと思われるので、まず試しにウチで余っているKATO製パノラミックウィンドウ車のスカートを、TNに付けてみました。
↑Tomix製の九州色キハ58に、KATO製パノラミックウィンドウ車のスカートを無理やり付けてみました。KATOの製品ポスターの写真と比べるとスカートの形状が異なりますね。ということは新製品ではスカートは新規パーツとなりそうです。
↑こちらはTomix製の九州色キハ58製品のままです。Tomix製の九州色シリーズはスカート付きが製品化されていますがパノラミックウィンドウ車のスカートがそのまま付いており、開口が丸っこいしスカート自体も丸っこいですね。ちょっと実車のイメージと合いません。
今回KATO製で実車に近いスカートで発売されるとなると、従来からウチに居るTomix製の九州シリーズキハ58系のスカートも変えたくなってきてしまいますね…。どうしたものでしょうか…。
ということで来月発売となるラウンドハウス・キハ58系九州色発売を前に夢を膨らませてみました。ラウンドハウスのホームページでは11月中旬の発売という事で、今から楽しみです。その前に大量に買ったキハ56・27 200番代の整備を終わらせなければならないですが…。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!