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新型総合検測用車両である「DEC741」の導入が発表されました。
DEC741はDEC700系をベースに開発された新型総合検測車と位置付けられており、気動車とすることでJR西日本管内のすべての路線に入線可能かつ効率的な鉄道設備の検測が可能な車両という位置づけとなっており、2021年11月に2両×1編成が完成した後、2022年春から架線検測を開始する形で運用が始まる予定で、写真の443系電車と同様にJR四国やJR九州エリアにも乗り入れ、JR西日本管内に点在する第三セクター鉄道線へも入線可能な設計となっています。
今回のDEC741導入に伴い、443系電車については2021年夏をもって検測車両業務を終了、既に吹田総合車両所に廃車回送されたために引退が確定、JR西日本から国鉄型の事業用車両がまた1つ姿を消すこと同時に、DEC700系の技術が早速DEC741の開発にも活かされたと言えるでしょう。