2021年 春の飛騨・北陸旅行⑦日本一長い駅名の駅 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

続いては富山地方鉄道の軌道線に乗ります。

 

2018年に訪れた際も訪れた軌道線の富山駅。北陸新幹線、あいの風とやま鉄道線の高架の下に整備されていますが…

 

前来たときと異なるのは富山ライトレールと軌道線が直結化、直通運転が開始されたこと。

2020年3月21日に2路線の南北接続が行われ、利便性が飛躍的に向上しました。

 

(参考:2018年9月26日撮影)

前来たときは駅名標の次の駅がが片側のみでした。

 

 

軌道線の列車がおなじみのメロディを奏でながら行ったりきたり。

 

富山の路面電車は積極的な利便向上策に打って出ることで市内交通の要としての地位を築いているのですね。

 

 

 

さて、私が乗るのは富山大学前行き。

とある面白い停留所へと向かいます。

 

列車は富山駅を発車すると県庁など富山市内の中心を通り抜け…

 

 

 

 

安野屋を出ると富山大橋で神通川を渡ります。

 

渡り終えた次の停留所で下車します。

 

列車を見送って駅名標を見ると…そこには「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)」という名前が。

この停留所、カッコ内まで含めて正式名称なのだとか。

一発では覚えられないとても長い名前です。

 

そしてこここそが読み、表記ともに日本一長い駅名を持つ駅(停留所)なのです!

2021年1月1日に富山トヨペット本社前から改称され、読みで32文字、表記で26文字という最長の駅となりました。

まだ改称されてから2ヶ月くらいしかたっていないときに来ることができました。

 

そんな日本一の駅の様子を見ていきます。

まず富山方面を見ると先ほど渡ってきた富山大橋に向けて勾配が続いています。

 

富山大学前方面。

駅の周りには大阪王将など飲食店も立ち並んでいます。

 

反対側ののりば。

構造自体はごく普通の相対式ホームです。

その後ろに隠れるように建っているのが…

 

この超長い名前の元凶 由来となった「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福」。

トヨタ自動車の販売店で、富山トヨペットの企業統合と改称によってトヨタモビリティ富山となったそうです。

 

先ほど降りたT100形が折り返してきました。

 

さて、そのまま折り返してもいいのですが、隣の富山大学前までのひと区間を残したままなのは気分的にちょっと…なので、 先に進みます。

やってきたのは7000形。

置き換えが進んでいる最古参の車両です。

 

揺られること数分、終点の富山大学前に到着です。

 

 

 

ちょうど夕方どきなので大学生で賑わっていました。

 

乗ってきた列車でそのまま帰ります。

 

再び富山大橋へ。

神通川沿いに桜並木が…ちょうど見頃くらいでしょうか。

 

再び富山駅に戻ってきました。

 

そろそろ辺りが暗くなりかけてきたのでESTAに行って夕食を…

 

その後、駅周辺をぶらぶら…

 

すると…

 

なんかどこかで見たことあるデザインなんですよね…

 

 

ということでそのお店に入ってみることに。

 

中は木材がふんだんに使われている空間が広がっていました。

窓には組子細工の装飾が施されているのが特徴的です。

 

この椅子の柄…

 

この雰囲気…

 

もしかしなくてもJR九州の観光列車しか思い浮かびません(笑)

 

(参考:かわせみ やませみ車内[2020年8月25日撮影])

 

たとえばこの天井のランプ…

 

36ぷらす3のビュッフェ車両と同じだし(笑)

(参考:36ぷらす3のビュッフェ車[:2021年2月18日撮影])

 

 

ここはフェルベール富山駅店。洋菓子のお店です。

JR九州の観光列車に似ていた理由はもちろんデザイナーが水戸岡鋭治氏だから。

富山地方鉄道の一部車両の内装デザインを担当していたのは知っていましたが、こんなところにまで…

水戸岡デザインが身近な私にとってこのお店の空間はなんだか落ち着きます(笑)

 

ここの名物だというプリンをいただき、観光列車に乗っているかのような気分を味わいました。

 

さらに駅ナカを見て回ります。

 

 

大量のズワイガニが並んでいました。

 

そして…気になったのがこちら。

 

甘金丹という薬みたいな名前なのにお菓子みたいです。

でも個人的に気になるのは……

 

 

そろそろホテルに向かいます。

 

 

 

今回泊まるのは富山エクセルホテル東急。

2018年にも泊まりました。

 

 

 

 

ホテルの部屋で先ほど買った甘金丹を食べてみます。

 

 

 

袋から取り出してみました。

やっぱり……かすたどん(鹿児島市)にそっくり(笑)

山口にも月でひろった卵というやはり似た商品があるようです。

他にも全国には似たようなお菓子があるようで…食べ比べてみるのも楽しいですね。

 

前に富山に行ったときには環水公園の世界一美しいスタバに行きましたが、今日は普通に駅前のスタバです。

さくらフラペチーノの季節だったので飲んでみました。

 

ということで2日目はここまで。

3日目はこの度最大の目的となる観光列車に乗車します。

 

 

続きます。

 

★乗車データ

富山地方鉄道 富山軌道線 富山大学前行き 富山駅(16:44)→トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)(16:53) T100形 T102

富山地方鉄道 富山軌道線 富山大学前行き トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)(17:03)→富山大学前(17:04) 7000形 7018

富山地方鉄道 富山軌道線 南富山駅行き 富山大学前(17:09)→富山駅(17:20) 7000形 7018

 

 

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