1991年(平成3年)4月に高架化され立派な造りになり、

JR明石駅に隣接するようになり利便性が向上(その代わり山陽利用者がJRに乗り換えるというデメリットもありますが)した、山陽明石駅

 

南側からの海風の影響をもろに受けやすい立地ゆえ、高架化されてから30年経って、台風や大雨などの荒天により駅掲示の標識類が被害を受ける事が多かった…らしいです。

 

その為なのか、2018年7月に西日本豪雨があり、その後の9月の台風に備え、山陽明石駅の様子がおかしな事に…

 

駅名標

 

時刻表

 

停車駅案内

時計一体型の広告枠と、時刻表

 

(撮影:2018年9月5日)

 

はい、もぬけの殻です。何もありません(笑)

表面だけでなく、中の蛍光灯も外されており、不具合が起きたのか?それとも意図的に外されたのか?

もしかしたら非電照式看板への交換への序章?

 

にしても、ホームに駅名や時刻表などの案内が全く無いって…。自分がどこの駅で降りたのかも分からないなんて…

(いや、全く分からん事も無いけど…)

 

台風の被害に遭ったというより、被害に遭うまでに敢えて外した…らしいです。

 

過去にはそれ以外に広告看板が多数あったのが、その前の台風の被害に遭った為に撤去されていました。

 

外されたのは駅名標、時刻表、停車駅案内、時計の広告で、のりば番号は軽量なのか外されていませんでした。

 

 

その後、台風が落ち着いた9月11日には…

 

 

 

標識類は元に戻っていました。しかしながら消灯状態…

 

そして9月15日…

 

 

 

再び点灯再開され、光が戻りました。各駅で時刻表が電照式のまま消灯状態な中で山陽明石駅の時刻表は点灯を維持されたので少し安心…

 

 

その後も荒天で外しては再び取り付け…の繰り返しでしたが、ついに2020年9月…

 

 

 

 

撮影:2020年9月18日

 

網干駅に導入された、非電照式、時刻表一体型でホーム地生えの新しい標識が設置されてしまいました。

取材した日は新標識設置されたばかりで旧標識も残っていましたが、既に消灯状態。その次の日には旧標識は一斉に撤去されてしまいました。

 

このタイプなら軽量なので従来の標識に比べて飛ばされにくい?いや、飛ばされても被害が軽い?あるいは外す手間がかかりにくい?

それよりも、非電照式なので低コスト…

 

 

最近の駅看板は一部を除いて光らないタイプが増えたように思いますが、設置コストと維持費の問題が大きいです。

しかしながら、光る看板を好む管理人としては、この流れは個人的に残念で寂しい気持ちになったりします。