こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、マイクロエース/KATO 50系5000番台の話です。快速海峡として津軽海峡線 青森-函館を往復した車両です。先日に引き続き、編成端車両のジャンパ栓、エアホース表現更新を行いました。この先一部車両交代かも..という話も出て来ます。

 

整備後の姿です。KATO 3076-1 ED79 14が牽引にあたります。シングルアームパンタをTOMIXのPS-103下枠交差型パンタに載せ換えています。また、先日のED75非デフロスタ化の記事で、加工に失敗して2枚余った筈の前面窓パーツが1枚しか見あたらない と書いていましたが思い出しました、この機関車に使ってました。黒Hゴムのグレー塗りだったのを交換して白Hゴムに、快速海峡を牽引していた時代の姿にチョイ改造しています。

 

 

機関車の話が先になりましたが、50系5000番台は12両編成での運転です

長っ、って感じかも知れませんが、実際12両運転を撮影していたので..(笑)

今頃の時期、10月に何度か見られたと思います。修学旅行輸送などで増結だったのかなー?と推測します。”海峡”ヘッドマークは14系はまなすセットのAssyパーツで調達したと思います。

写真は下り列車の設定です。交流電機の使用するパンタを固定、津軽海峡線では下り前パン、上り後パン使用はJR北海道電機の特徴でした。

 

 

1994年の編成表です。1,2,3の次、海底駅見学専用車がすっ飛んで12号車...最大増結12両運転想定が伺えますね。

 

左が改造後、右が未施工です。編成端に連結するのはどちらもマイクロエースA-4352のオハフ50 5000台です。マイクロエースは表記類が細かく再現されている所に好感が持てます。形式、検査表記、ドアレールの銀上限、以下リンク記事では自作シールを貼った”架線注意”も印刷されて入っています。

ジャンパ栓、エアホースはKATOのZ05-1787をそのまま付けていましたが、これを加工してカラーワイヤー表現などを追加したのも以下KATO 50系の時と一緒です。渡り板がグレー表現だったので青20号塗装は追加しました。

 

 

側面も所属表記や車端ドアガラスに”乗務員室”の表記まで..ドアレールや靴摺りの銀表現も入っていましたが、剥げやすいのが難点です。表記は細部まで表現されていて良かったのですが、DCC運転には不向きの台車にスプリングが入るタイプ、また、編成中に後述の旧製品が混ざっていて走行抵抗が大きく長編成を牽引できなかったので、全車KATOの50系台車、床下パーツに交換しています。だから冒頭に書いたマイクロエース/KATOなんです(笑)。Z05-1787をそのまま付けられたのも床下がKATOだったからです。

 

座席はKATOの50系のままだとボックスシートですから、マイクロエースの転換クロスを移植しています。左端の白い乗務員室/テールライトレンズパーツ、KATOのものがピタッとハマったのは非常にラッキーでした。屋根、ボディー一体構造なので自作LED室内灯はジカ貼り、プラ角棒のサポートを付けて白色のプラ板天井板を貼っています。

 

ジャンパ栓類表現の話に戻ります。

50系5000番台のしんがりって意外に自前写真が出てこなかったのですが、ネットの写真などから赤い50系とほぼ同じに見えたので、同様に施工です。黒塗りを入れちゃうと見にくいので改造途中、塗装を入れる前の写真です。グレーのジャンパ栓3つは余った機関車のカプラーパーツから切り出して貼りつけたものです。両端がKE85H(左は形状の似ているKE70切り出しで代用)、1つ内側がKE3です。左側はどちらも”開”表現でケーブルを入れています。KE70の”開”表現は無かったので下側を厚く斜めに切り出すということをやって0.4mmの穴を空け、カラーワイヤーのケーブル表現を入れています。細かくキワドイ切り出し作業です😅。左側のジャンパ栓ケーブルですが、2本がクロスするように付けました。書きませんでしたが上のリンク記事 50系秋アキ車などでも一部同じようにしています。板谷駅スイッチバックの実車写真などこのように見えます。SGホースは無しです。ED79のEG(電気暖房)使用だったでしょうからね。

黒塗りを入れて編成両端の2両に取り付けたのが最初の写真になります。

元はZ05-1787ですが、そのまま残ったのは右端のジャンパ栓と左のエアホース1本だけ、ほぼ跡形もなく削り落として自前で作り変えています(笑)。

 

さて、12両編成中5両は写真上のA-4352なんですが、7両はA-4340の旧製品なんです。マイクロエース製品には私には必要のないカラオケ、カーペット車や非冷房のオハフ51予備車なども入っていて、結局3セットが必要でした。A-4352が1、A-4340が2セットです。

旧製品(写真下2つ)は右側の重量表記やドアレール、靴摺りの銀色表現が無い、更に写真では見にくいですがHゴムの表現が銀色とかなり見劣りがします。それに真ん中のオハ50 5000台の矢印サボ受けの位置、窓の幅に近い左右間隔は何なんでしょう?サボシールの両脇がマジか??というほど開きます。下のオハフは幅が合っていますから設計エラーでしょうね。

オハフ、オハ51 5000台も含めてようやく12連とし、余りの車両が出た3セット導入、更に床下と台車は12両分KATOを揃えた..カネかかってるなー😅。

 

苦労して12連を再現した割には旧製品に色々と問題があるので、自作室内灯化と中央部のサボシール入れだけやって整備は止まっていました。号車札入れなどは手付かずです。A-4352をもう1セット とも思いますが、私が買ったのは丁度10年前、今は品薄でとんでもない値段が付いているみたいなので、難しいでしょう。

一方でTOMIXから50系5000番台セットの発売予告がありましたね。

6両のようなので1セット導入してA-4340車を取り換えようかなー と考え中です。

TOMIXもマイクロエースと同じ台車スプリングタイプなので改造は必要なのですが、KATOの台車も床下も既にあるので使えるでしょう。

所属や妻面などの表記はまた省略でしょうねー。最近発売された赤い50系(9533など)の写真を見ると車番以外の表記類は皆無に見えるので期待薄かと..。

でも作りがしっかりし、ドアレール、靴摺り表現、Hゴムのグレー表現が入れば所属はインレタで入れるなどして中間車としては使えるかな~ と思っています。

もし買うことになれば..TOMIXのセット製品は実に10年ぶりかも..😅。

発売までにKATOから同車の予告があればあっさりトケりますけどね(笑)。

さて、どうなるでしょう??

 

A-4352はまだまだ使うでしょうから編成端Detail Up、ひとまずこの姿で運転をしていきたいと思います。貫通扉の左端にHゴムの表現を試験的に入れてみましたが、この話はまたの機会に...。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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